レースビデオ＆リザルト｜2023 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第6戦スペインGP

by SetagayaRacing · Published 2023-05-08 · Updated 2023-05-08

2023 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第6戦スペインGPのMXGPクラス、MX2クラス決勝レースハイライトビデオ＆リザルトをシェア。

MXGPクラスのポイントリーダー、ホルヘ・プラドのホームレースとなります。会場はマドリードから車で30分ほど離れた場所にレイアウトされたコースで4度目のGP開催。比較的フラットでタイトなコースは僅差バトルを演出。ハードパック路面にテクニカルなタイトなコースは好相性と語るプラドだけに活躍が期待されます。

エンジョイ！

【MXGP 総合結果】
1. Jeffrey Herlings (NED, KTM), 1-1.
2. Mattia Guadagnini (ITA, GAS), 3-3.
3. Ruben Fernandez (ESP, HON), 5-2.
4. Jorge Prado (ESP, GAS), 2-5.
5. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 4-6.
6. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 8-4.
7. Alberto Forato (ITA, KTM), 6-7.
8. Calvin Vlaanderen (NED, YAM), 7-8.
9. Alessandro Lupino (ITA, BET), 10-10.
10. Valentin Guillod (SUI, HON), 9-11.

GP通算最多となる「102勝」の新記録を樹立した、ハーリングスがピンピン完全優勝で総合2連勝（今季総合3勝目）。GP通算レース勝利数も192勝と更新中。ハーリングスが得意としないコースと路面コンディション、ラインが限られる硬い轍の多いコースながらも上位バトルで我慢強くポジションを上げていく姿は自信に満ちあふれているように見受けられました。負傷からの復帰となる今季序盤戦の6戦中、3勝は想像以上だとコメント。総合2位は、最高峰MXGPクラス初表彰台登壇となるGASGASファクトリー所属のガダニーニ。MXGPクラスフル参戦2年目、450マシンに慣れるのに時間が掛かったが調子が上がってきたタイミングで迎えたスペインGPでの好結果を狙っていたとのコメント。MX2クラスでタイトル争いも繰り広げた大柄なライダーだけに今後が楽しみなライダーです。総合3位には、ホームレースとなるホンダファクトリーのフェルナンデスが今季2度目の表彰台登壇。レース2で首位快走からハーリングスに首位の座を明け渡すも地元大観衆の声援が大きな後押しになったと大会を振り返っています。ホームレースでの表彰台登壇の感動は一生忘れられないものになるだろうとコメント。

ポイントリーダーでホームレースを迎えたプラドですが、得意のスタートが決まらず。ラインが限られたコースで思うようなポジションアップに至らず。

【MXGP ポイントランキング】
1. Jorge Prado (ESP, GAS), 294 points
2. Jeffrey Herlings (NED, KTM), 288
3. Ruben Fernandez (ESP, HON), 224
4. Romain Febvre (FRA, KAW), 214
5. Maxime Renaux (FRA, YAM), 202
6. Calvin Vlaanderen (NED, YAM), 191
7. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 190
8. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 187
9. Mattia Guadagnini (ITA, GAS), 186
10. Alberto Forato (ITA, KTM), 151

前戦でランキング2位浮上のハーリングスが一気に「6点差」まで、ポイントリーダーのプラドに迫ります！

【MX2 総合結果】
1. Simon Laengenfelder (GER, GAS), 1-1.
2. Jago Geerts (BEL, YAM), 2-2.
3. Andrea Adamo (ITA, KTM), 5-3.
4. Kay de Wolf (NED, HUS), 4-4.
5. Thibault Benistant (FRA, YAM), 3-5.
6. Liam Everts (BEL, KTM), 7-6.
7. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 8-7.
8. Roan Van De Moosdijk (NED, HUS), 10-8.
9. Sacha Coenen (BEL, KTM), 9-11.
10. Rick Elzinga (NED, YAM), 13-10.

今季初表彰台をピンピン完全優勝で達成したランゲンフェルダーが総合優勝！多くのライダーが苦戦した轍にも適応し、コースとの好相性もあり、両レースで独走勝利。総合2位は、ポイントリーダーのヘールツ。コース攻略に苦戦したと語り、リスクを犯さずにポイント獲得を優先させたと振返りました。総合3位には、レッドブルKTM所属のアダモ。思うようなスタートが出来なかった上に、パッシングが難しいコースで確実なレース展開を優先させるも総合3位には満足とのこと。

【MX2 ポイントランキング】
1. Jago Geerts (BEL, YAM), 319 points
2. Andrea Adamo (ITA, KTM), 271
3. Kay de Wolf (NED, HUS), 263
4. Simon Laengenfelder (GER, GAS), 259
5. Thibault Benistant (FRA, YAM), 247
6. Roan Van De Moosdijk (NED, HUS), 219
7. Liam Everts (BEL, KTM), 187
8. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 173
9. Lucas Coenen (BEL, HUS), 154
10. Jan Pancar (SLO, KTM), 134