ヤバすぎるスキル|イーライ・トマック「爆裂クロスラインパッシング」2019 レッドバッドMX
2019 AMAモトクロス 第7戦 レッドバッド、450MXクラスで総合優勝を果たした2年連続チャンピオンのイーライ・トマックが、ジェイソン・アンダーソン相手に繰り出した「トマック感凝縮」パッシングシーン一部始終ビデオをシェア。
モト1を制し、総合優勝をかけて挑んだモト2。スタート出遅れたトマックは序盤から猛追を見せますが、レース中盤は3位走行アンダーソン攻略に手間取り時間だけが過ぎていく膠着状態。レース終盤突入時に満を持してトマックが勝負を仕掛けます。爆裂感、シビれます。エンジョイ!
圧巻のパッシング! パッシングに至るまでのトマックの姿も獲物を狙う猛獣のようでレーサー魂をビシビシ感じます。
手前コーナー立ち上がりからクロスラインでのパッシングを想定したライン取り。クリッピングポイントを1テンポ早めに設け、ベストラインから1本外側のトラクション良いフカフカ路面で一気に加速で勝負アリ。
立ち上がりでこれでもかと言わんばかりにアンダーソンのラインを封じるかのようなトマックの加速には貫禄すら感じる瞬間でした。
ベストラインが一本しかないように見受けられた、フラットでハイスピードの1コーナーでのクロスラインからのパッシング。これには、アグレッシブなバトルに強みを見せるアンダーソンも為す術なし。
サンド質路面コースでは抜群の強さとスピードを見せるトマック。ライン選択肢の豊富さもトマックのストロングポイントとして特筆すべき点。
リズムに乗り、フロー感が出た時のトマックを止められるライダーはいるのでしょうか? AMAモトクロスシリーズ後半戦、トマックのライディングとライバルたちの反撃に注目していきましょう!
レースビデオ&リザルト|2019 AMAモトクロス 第7戦 レッドバッド
Octopi Media