モトゴシップ|チャド・リード「2018」去就問題&SX出場記録
2017年シーズン限りでヤマハファクトリーを離れることをSNS上で公表したチャド・リード。35歳という年齢もあり現役引退がささやかれたことも一度や二度ではないのですが… リードは引退どころか、来季AMAスーパークロス参戦に向けて始動中の模様。
SNS上でのセルフブランディングに最も長けたモトクロスライダーと言えるリードがアップした話題騒然のポストが以下のもの。
左側に個人プロジェクトの2ストロークYZ250、中央にKTM、右にホンダを並べた自宅ガレージの写真を公開。
来季レース参戦に向けて、KTMとホンダが選択肢として存在していることを示唆するものでしょう。正確には確認出来ませんが、プロサーキット仕様のフロントフォークが装着されているようで比較テストも行われていることがうかがえます。
ヤマハとの契約断念後、ダンジーとカナードの引退によりシートが空いていたレッドブルKTM入りを狙っていたとささやかれていましたが、ブロック・ティックルが契約。AMAスーパークロス参戦のみの契約条件ということや年齢もあり新規契約獲得難航の様子。
リードの現役続行にこだわる最大の理由は、AMAスーパークロス参戦レース数記録。現在最多出場記録保持者はマイク・ラロッコで「227レース」。リードは現在「220レース」ということで、順調に行けば2018シーズンの第8戦 タンパで新記録樹立という予定。タンパといえばフロリダ在住のリードにとってホームレースというめぐり合わせ。
今季AMAスーパークロス表彰台登壇は一度のみ。レーサーとしてのピークは過ぎたと言わざるをえないリードですが、その人気は今でもAMAで最も大きな声援、リスペクトを受けるライダーです。
KTM? ホンダ? リードの来季去就問題、SX出場記録樹立、現役ラストシーズン? 2018年開幕までリードの動向に注目していき〼
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