MXGP 山本鯨連載『鯨ウォッチング』Vol. 14 遂に復帰戦オランダGP直前情報！
©えかきやたま
今回の【鯨ウォッチング】は、鎖骨骨折により3戦欠場が続いていた山本鯨選手の復帰戦となるオランダGPへ向けての抱負や最新情報まとめ。山本選手からのコメントを中心に今回は良いニュースがお届け出来そうです！
心配された鎖骨骨折でしたが、既にライディングもスタートして、好調とのこと。改めて鎖骨骨折の回復状況をうかがってみると…
怪我の回復状況としては、一昨日に最後の検査を終えて無事に治っているとの事でした。
骨自体の痛みは引きました。回復状況を把握し、それと同時にバイクでの練習、ジム、自転車等の調整をどんどん開始していったので、身体の他の筋肉や関節も元の状態に戻りつつあると思います。
骨折の状況ですが…
怪我の経過を追うと、この順番です。一枚目ベルギーで転倒直後（しっかりとヒビは入ってます）。
二枚目は一枚目のレントゲンとの間に色々な怪我の見解があり、イタリアのドクターの判断で乗っていいとの診断を受け低速走行をした後のレントゲンです（痛みに伴い、完全に上から下までヒビが伸びて骨折になりました）。
亀裂骨折（ひび）が確認されるも、医師の判断でライディング開始してみるとこれまで以上の痛みが… 結果的にそのライディング時の負担によって、骨折となってしまう不運… ということに。
レース業界では、良くも悪くも医師の診断に左右されることがありますが、今回の山本選手の場合は、最悪な結果となってしまいました。先にお伝えした通り、現在では無事に完治しています。
ライディングの調子はいいと言えると思います。
長いシーズンの中でいい意味でリフレッシュし直す事ができましたし、色々な課題の整理もできました。そこに、乗り出すまでの基礎体力回復のトレーニングやライディングへのイメージをして乗り出しに至ったので、走り出してからは順調に進んでいると思います。
ライディング再開後、好調とのことでしたがコメントからもポジティブな様子が伝わります。休養中でもポジティブに具体的なイメージや目標設定出来ている辺りは、クレバーな山本選手ならでは。
最後に復帰戦となるオランダGP含めた、シリーズ残り3戦に向けての意気込み＆日本のファンの方へのコメントも届いています。
今年ももう残り3戦でグランプリ自体は終了しますね。凄く浮き沈みの激しい一年になってしまいましたが、最後は自分自身の意地もありますし、応援してくれる方への感謝も込めて全力でのぞみます。
下記はオフショットも…
このモテ感！ 一人ですら羨ましいのに、二人ですよっ（笑） MXGPライダーになるということは、こういうことでもあるのですね〜… 速いレーサーがモテるのはいつの時代も納得ですが、この写真は夢あるな〜！
ミラノから一時間ほどのブレイシアという湖のある街でのスナップ。最高の食事に舌鼓を打ちながら湖畔の絶景も楽しめるという環境。素晴らしい！
自転車でのトレーニングもマウンテンバイクとロードバイクを使い分けながらハードにこなしているとのこと。
コチラは、とあるモトクロスコースに飾られていたというマリア様像。ライダーをお守り下さいと書いてあるそうです。きっと、復帰戦となるオランダGPでの山本選手もお守りくださっているはずです。
日本からも山本選手を応援しましょう！
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photo courtesy Kei Yamamoto
