Gモト|2022 全日本モトクロス選手権 第2戦 オフロードビレッジ PADDOCK WALK

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Gモト目線で「楽しい〇〇」、「〇〇する人」をピックアップするパドックウォーク。
クルーの地元「オフロードビレッジ」で開催された「全日本モトクロス選手権 第2戦 関東大会 ベルモンドカップ」に行ってきました。 
全日本選手権唯一の首都圏開催。
アクセスも良く、沢山のレースファンが来場されました。
読んでいただいて、次戦の全日本SUGO大会の観戦が楽しみになっていただけたらうれしく思います。全日本観戦は是非、会場でのリアルタイムをオススメします。

 

金曜日から土曜日の午前中に降った雨で「マディ」コンディションでしたね…。
もうすぐ、梅雨な季節。
まずは、「マディな〇〇」から。

 

IA1 町田選手のゴーグルで見るマディ対策「お手軽入門編」。
ゴーグルフレームに「ガムテープ」で傘を作り、雨の侵入を防ぐ。簡単だけどマストアイテム。

 

THE RIDER でお馴染みの本田七海選手のマディ対策。
コレ初めて見ました。
レンズとステレンズの間に「白いテープを貼り、その上からステレンズを付けて雨の侵入を防ぐ」というダブルレンズのような対策かと予想します。
クルーの見解が当たっていれば、サイドにもテープを貼り、上からも横からも侵入を防ぐ万全な対策ですね!

 

小野彩葉選手。どこが? マディ?
 スタートからトップを走ると「まったく汚れない」という素敵な状況です。

 

穂刈愛香選手。

首の部分に注目! ヘルメット後部から出てしまう髪の毛対策です。
ビニール袋で「くるっと」カバー。

 

マディーという事で、サポートライダーのヘルメットは「どうやってキレイにしてるんだろう?」と思い、レーシングサービスに行ってみたら!
 新型グラフィック!?
真ん中のブルーバージョン…好みです。
っと、本題に戻りますね。
サポートライダーのヘルメットは、サービスマンによって次の走行までにケアされます。
これぞ!トップライダーの証。

 

マディの場合、まずは洗車機で泥などの付着物を洗い流します。

次に手洗いでヘルメット内の洗浄。

水分をエアブローします。

天気も良いので「ニコニコ」で水分を拭き取ります。

この後、サービスカー内で「乾燥」、「組立」、「各ライダーに届ける」で完了です。ヘルメットは「頭部を守る」強い味方。アライヘルメットさんでは、サービスカーが来ているレースであれば「当日レースに出場しているアライヘルメットユーザー」であれば対応してくれるそうです! 
困った時には強い味方ですね(サポートライダー優先の対応になります)。

 

ヤマハファクトリー渡辺選手のバイクマディ対策を見てみました。

 

ピカピカに磨き上げたブレーキペダルの内側に泥付着防止のスポンジ。
フットペグスプリング部分には昨年から見かけるようになった、アチャルビス製のラバーカバー。

 

ブレーキペダルからエンジ側にブレーキセイバー。
アンダーガード周りにスポンジ。

 

ハンドル周りにスポンジ。

 

ラジエーターカバーにネット、シュラウド内側にスポンジ。

続いて! Gモト大好き「中村メカ」のマディ対策。ライダーはIA1 小方誠選手。「SHOWA」のロゴが入ったリアスプリングカバー。
非売品か?これは効果絶大な気がします。

 

フットペダル、リアブレーキペダル周りの対策。
全てスポンジ対応ですね。

 

フットペダルの下側はスポンジなし。

 


フロントフェンダー、ラジエター周り。マディ対策はメカニックさんの「個性」がたくさん。
この「個性」をパドックウォークするのは、とても楽しいですよ!!
ファクトリーからプライベートまで、存分に見ていただくのをオススメ。

 

マディの日はタイヤ選びも大切。ブリヂストンさんのソフトタイヤ。
現在、ブリヂストンさんは開発タイヤを使っているライダーはいないそうです。
全て市販タイヤでチャンピオン獲得中!!

 

ここからは、いつも通りカメラ片手に歩きながらパドックウォークネタ。
今回からGモト新企画「MAOWALK」を担当していただく「中嶋真緒」さん。よろしくね!

 

無限・スズキで活躍した、吉田泉氏が今シーズンも若手ライダーのコーチとして参戦中。
地元埼玉のIA2 鴨田翔選手が決勝ヒート1で2位。
うれしい初表彰台を獲得。

 

地元埼玉のIA2 根岸 瑞生選手とお友達(趣味繋がりだそうです)。
友人が観戦に来るとなると「予選通過は最低ライン」というプレッシャーは、誰しもありますね!

 

近藤&鎌倉、元IAコンビ。現役引退から5年が経ち、IBで復活。近藤選手ピンピン完全勝利。
鎌倉選手6-4の総合4位。
近藤選手は「関東大会限定勝負」また来年かな? クルー大好物な出来事でした!

 

今回も「motoバトルLIVE」解説大好評、2015年LMXクラスチャンピオン安原さや。
チャンピオン経験者の解説はわかりやすい。

 

新世代ライダー、濱村いぶき選手。
ショートパンツに流行りのハイソックス。パドックでのチームウエアーの着こなしもライダーの個性。

 

新世代ライダー「川上真花」選手、久しぶりLMXライダーのJXでの表彰台。
スタートからトップ走行、後半に抜かれてしまいましたが見事2位。ベストタイムも僅差で3位。
今後が楽しみですね!

 

新世代ライダー「山崎琴乃」選手、初シングル9位。
事前の関東選手権埼玉大会では、小野彩葉選手の前を走る好走を見せ周囲をビックリさせました。クルーも今回のダークホースとして注目中!

新世代が「あと2秒」ベストラップを上げてくると、さらに混戦になる。
次戦SUGO大会までのインターバルに、どれだけレベルアップしてくるのか、楽しみです。

 

怪我から復帰の「井川実乃里」選手。今シーズンはホンダCRF150Rに乗り換え。トップ6復帰を狙ってほしい。

前回熊本のパドックウォークでも触れましたが、LMXクラスは今シーズンは6位以内に入れる実力ある選手が10名ほどいます。
スピードレベルは別として、LMXクラスの人気が絶頂の時と同じです。ここに、上記4名のライダーが加われば、さらに白熱したレースが見れるはず! 
肉体的な違いで、男子とはスピードレベルは違いますが「女子の勝負は見応えあります!」。

 

レース観戦って走っている時がメインになりがちですが、走っていない時も見どころ満載です!
 双眼鏡などを観戦アイテムに追加していただいて、ライダー達の背景を知る事でもっとレースが身近になり観戦が楽しくなります。

パドックにも全日本観戦が楽しくなる「アイテムや人」がまだまだたくさん。オールドファンから初観戦するレースファンまで全日本パドックは楽しめます。「1日中楽しもう」をコンセプトにGモトでは「楽しい〇〇」「〇〇する人」を探してお伝えしていきます。
「 Gモトオフビ編」まだまだまだ続きます!

 

GSPEEDTOKYO|ジースピードトウキョウ
Gモト – The Newsmoto


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