モトゴシップ|ケン・ロクスン「欠場へ」2022 AMAスーパークロス
2022 AMAスーパークロス 第10戦 デトロイトSXを前にショッキングなニュース! ホンダファクトリーのエースライダー、ケン・ロクスン欠場の正式発表。
リリース抄訳よると… 昨年末からの体調不良に加えて、第3戦サンディエゴSX前後に新型コロナウイルス感染症に感染、さらに体調を悪化させます。健康状態とモチベーション低下のリスクを考慮して、ロクスンとホンダは、レース欠場と休養の決断に至りました。休養期間中は専門医の治療を受ける予定で、レース復帰時期に関しては治療の経過次第とのこと。
ロクスンの健康問題は今に始まったことではなく、2017年のホンダ移籍初年度の腕の大怪我以降、ウィルス性疾患の影響でレースキャリアを苦しめられてきました。シリーズ通じて体調を維持することが困難で、療養期間としてレース欠場やシリーズ全欠場という決断を幾度も下しており、今回も同様の判断と考えることが出来るでしょう。
今季のロクスンに関して、マシンセッティングに悩まされているコメントが何度もあり、担当メカニックの新型コロナウイルス感染症への感染やロクスン自身の体調問題は何度も取り沙汰されてきた経緯があります。
モトゴシップ的には、5月末開幕のAMAモトクロスシリーズ全欠場の可能性が浮上してきたタイミングでもありましたが… 復帰時期に関しては、治療の経過次第とありますが、このままAMAスーパークロスシリーズ離脱の可能性は濃厚。逆にAMAモトクロスシリーズ開幕戦が復帰戦となるのか?
モトゴシップ的には、今季限りでホンダとの3年契約が終了するロクスンの去就問題も今回の欠場発表の内容と紐付いてきます。ロクスンには「ホンダから移籍説」や「引退説」も浮上中。高額の複数年契約を締結しながらもホンダでのタイトル獲得は、6年目を迎える現時点でゼロ…。
レッドブルとの契約は継続されており、移籍先にはレッドブル繋がりで「KTM説」も浮上中。ロクスンの動向と去就問題は、今後さらに大きな関心事となっていくことでしょう。
Honda Racing Corporation