モトゴシップ｜「続く開催延期」2020 MXGP 8月再開「新レースカレンダー発表」
世界的な感染拡大が続く新型コロナウイルスの影響により、2020 FIMモトクロス世界選手権 MXGPシリーズは開催延期・中断中。
度重なるシリーズ延期のアナウンスをシェアしてきましたが、今回もレース開催延期とシリーズ再開時期延期というものとなります。5月12日時点での最新レースカレンダーは以下の通りです。
度重なるレースカレンダー変更が行われてきましたが、前回発表時のものと比較するとシリーズ再開予定がさらに一ヶ月遅れて「8月」上旬のロシアGP。シリーズ再開延期・開催日程スライドに伴い、イタリアGPとフランスGPの中止となりました。
チェコGP、ドイツGP、エミリア・ロマーニャGP含む計4戦が、開催地・開催日程未定（TBA）ラウンドとして記載。今回の最新版レースカレンダーでも、シリーズ全20戦、国別対抗戦「モトクロス・オブ・ネイションズ」は開催維持。
まず、シリーズ再開予定となる8月のロシアGP。5月13日時点で感染者数が23万人を超え、世界2位へ。外出制限も行われていますが、企業活動に関しては段階的に緩和の方針を打ち出しています。ここから、2ヶ月半強で主にヨーロッパを中心とした多くの大会関係者を迎え入れ、GP開催が実現するのでしょうか？
MXGPシリーズで歴史あるマジョーラでのイタリアGP、サン・ジャン・ダンジェリでのフランスGPが中止というのは非常に残念な決定。シリーズだけでなく、国別対抗戦「モトクロス・オブ・ネイションズ」でも数々の名勝負が生まれた名コースでした。
グローバルで規制緩和の方向へシフトしつつある新型コロナウイルス感染対策ではありますが、モトゴシップ的には… 報道では欧州各国での移動制限や大規模イベント等の中止は今後も継続される見通しも強いのでは？とされている上に、MXGPシリーズはアジア圏や南米アルゼンチンでの開催も予定されている現実もあります。レースファンとしては我々の健康を最優先とし、国内外のレース再開まで引き続き状況を見守ることとなりそうです。
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