【SXプラクティス重要性を理論的に説く】J・アルバートソン@レイクエルシノアSX

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サンディエゴSX前のプラクティスの模様。レイクエルシノアのSXコースでのヒート練習をスタートからガチの一周ビデオ。この走りでもスーパークロスで毎回メインレース進出することが難しいレベル。厳しい世界です。因みに現在、6戦中、4回メインレース進出。現在ポイントランキング23位。

スーパークロスは通常のモトクロスと違い、心拍数が一気に上がったまま、休むこと無く縦方向のトリッキーなセクションが続くので無呼吸状態に陥ることもあり、一般的なフィジカル以外に心肺機能に非常に大きな負担がかかるスポーツだと言われています。

となると、必要となってくるのは理論的には反復練習のように何度も何度も同じ動きのように、繰り返してひたすら走り込み、スーパークロスコースとマシンの挙動に身体を慣らすことが重要ということです。その場その場で考えてから対処するようでは頭も身体も手遅れとなるし、視野や脳からのほんの少しの伝達スピードの差が結果としてライダーの負担増ということにも。

昔から、身体能力高いライダーがスーパークロスを得意とする傾向が強いのはこのような理由からで、だからこそ有力チームはSXテストコースを保有しているし、スーパークロスとモトクロスが全く別物と言われるところなのでしょう。MXGPでタイトル獲得ライダーながらAMAでなかなか成功出来ないライダーが多いのはスーパークロスに対応出来なかったことが一番の理由に。ロクスンのようにMXGP参戦時からスーパークロスにスポット参戦する等、若い頃からAMAを想定していないと難しいの世界なのでしょう。そしてへーリングスがAMAに積極的にチャレンジしないのもかつて、USトレーニング時のスーパークロスコースでの骨折が大きな影響を与えてるとのこと。

加えて実戦に備え、上記ビデオのようにスプリントのプラクティスも重要で、ラップタイムを刻むために短い周回を全力で走る重要性も。ただ器用にジャンプを飛べるだけではダメなんですよね〜w


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