モトゴシップ｜「まだ続く開催延期」2020 MXGP フランスGP、インドネシアGP、アジアGP

by SetagayaRacing · Published 2020-03-17 · Updated 2020-03-17

世界的な感染拡大が続く新型コロナウイルスの影響により、2020 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第7戦フランスGP、第12戦インドネシアGP、第13戦アジアGP（インドネシア）の延期が正式にアナウンスされました。

シリーズ最初のレース開催延期アナウンスは、3月10日。それから約1週間で3度目の開催延期発表となることに。

5月9, 10日開催のフランスGPの開催延期決定。延期後の開催日は、6月27, 28日の当初はインドネシアGP開催が予定されていた日程に変更されました。

これを受ける形で、6月27, 28日開催インドネシアGPと7月4, 5日開催アジアGP（インドネシア）のインドネシア2連戦は、10月31, 11月1日にインドネシアGPと11月7, 8日にアジアGP（インドネシア）とにスライドする形で開催延期となります。

一時は感染者ゼロとされていたアジア地区で比較的感染者数が少ないインドネシアでしたが、ここにきて感染者増加の傾向出てきており、リリース内ではコロナウィルスとインドネシア2連戦延期の因果関係は記載されていませんでしたが、結果的にスライド開催延期は吉と出る可能性も。

下記レーススケジュール表は、開催延期大会を新たに組み込んだ、MXGP公開のレーススケジュール表（3月17日時点）。

第2戦オランダGP以降、5戦連続開催延期＆9週間に渡るインターバル期間ということに。

本来であれば、シリーズ最終戦翌週に予定されていた国別対抗戦「モトクロス・オブ・ネイションズ」。今季は相次ぐ開催延期により、ネイションズ後に5戦開催されるという事態に。

5月のイタリアGP、ドイツGP共に現状では両国での開催は厳しいのではとの見通しも…。

国や大陸をまたぐシリーズながら、延期決定から新スケジュール発表までの全20戦を維持しようとする決断力とスピード感には脱帽します。新型コロナウイルス感染症の1日も早い収束を願うばかりです。

Ray Archer