ヤバすぎるスキル｜ジャスティン・バーシア「サンド爆飛びパッシング」＠ 2020 アトランタSX

by SetagayaRacing · Published 2020-03-05 · Updated 2020-03-05

収まるどころか更に注目集めている、2020 AMAスーパークロス第9戦アトランタでのジャスティン・バーシアとイーライ・トマックによる因縁ライバル同士による「事件一部始終」。その主役の一人にして、2位表彰台に登壇果たした快走見せたバーシアらしさ全開のパッシングシーンをシェア！

スタート失敗し、オープニングラップ11番手からの厳しい戦いを強いられることとなったバーシア。「単調なコースレイアウト」と称され、パッシングポイントも少ないコースで、トマックとのバトルを経て、レース終盤に表彰台圏内となる3番手進出の瞬間をシェア。エンジョイ！

@ s u p e r c r o s s l i v e

「バッコーン！」バーシア感凝縮とも言える、圧巻の飛びっぷり！

ミスや転倒者続出した難所サンドセクションでのリスクをかえりみないトライは見事成功。この後、更にポジションアップし2位でフィニッシュ。

一見、無謀？バーシア的なイケイケのテンションで場当たり的に飛んだようにも見れるシーン。ライブ中継時に確認できたのはこの一回のみだったはず。しかし、バーシアは勝負どころとして織り込み済みだったのです。

失敗時のリスクがあまりにも高すぎるセクションですが、レース前日のプレスデイで何度もジャンプをトライ。飛ぶ場合と飛ばない場合のスピード差を比較してのトライだったと推測しますが、この経験の差がレース終盤のギリギリな状態でのバトルの最中に生かされることとなったわけです。

アグレッシブなライディングばかりが取り沙汰されるバーシアではありますが、世界最高峰トップライダーとして無謀なだけで活躍出来るほど甘い世界ではないのは容易に想像がつきます。バーシアなりにシミュレーションがあっての、トライ・アンド・エラーを経てのレーススタイルなのです（なはず…笑）。

良くも悪くも話題になり、華のあるライダー。この人が上位で存在感示すと間違いなく、レースは面白くなる存在。シリーズ折返しとなった第9戦アトランタSX終了時点でランキング3位。得意のイーストラウンドが続くシリーズ後半戦もバーシアから目が離せません！

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