モトゴシップ|MXGP参戦「2020年」ヤマハファクトリーチーム体制発表
2019 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第15戦 イタリアGPの会場でヤマハが、2020年のファクトリーチーム体制発表を行いました。今季シリーズ序盤からファクトリーチーム運営に関する、様々なモトゴシップがささやかれてきたヤマハ。注目度の高かった発表会の内容をリリースから抄訳&まとめ。
モトゴシップ|MXGP ロマン・フェーブル「ヤマハ契約」今季限りで終了へ
まずは、シリーズ半ばに先駆けて発表されていた上記記事にあるエースライダー、フェーブルの離脱はおさらいしたい点。チーム運営に関するゴシップも記事内の通りとなった印象。
【2020 MXGP ヤマハファクトリーチーム】
- ジェレミー・シーワー(MXGP)
- ゴーティエ・ポーラン(MXGP)
- アーヌー・トヌス(MXGP)
- ヤゴ・へールツ(MX2)
- ベン・ワトソン(MX2)
情報通り、現ヤマハファクトリーを運営してきた元GP王者ミケーレ・リナルディ主宰リナルディグループとヤマハとの契約が終了し、セカンドチームのウィルボ・ヤマハがファクトリーチームに昇格。現ウィルボ・ヤマハ契約のポーラン&トヌスに移籍濃厚と思われた現ファクトリーチーム所属のシーワーが残留・合流し、MXGPクラスは3名体制に。来季ヤマハファクトリーはMXGPクラスとMX2クラスの名称を「Monster Energy Yamaha Factory team」と統一することも併せて発表。
MXGPクラスステップアップ時の昨年はウィルボ・ヤマハ契約だったシーワー。最高峰クラス2年目となる今季はランキング2位をほぼ確定という状況。来季はヤマハのエースライダーへ。噂として根強かったホンダ移籍も実現したら、それはそれで非常に興味深いものでしたが…
今季MXGPシリーズ中盤戦を盛り上げたウィルボ・ヤマハのポーラン&トヌス。来季のヤマハファクトリーはベテランから若手までの3名全員が勝利を狙える強力布陣。
MX2クラスでは、現KEMEA YAMAHAが正式にファクトリーチームとなり、へールツ&ワトソンが参戦決定。来季はMX2タイトル争いに絡んでくる期待の若手。
今回の発表、チーム名統一やライダーの顔ぶれだけを見ると、フェーブルが移籍するだけで大きな変更という印象受けませんが、最高峰MXGPクラスではファクトリーチーム運営母体が変更という大幅に体制が刷新されたものに。日本メーカーの巻き返しが起こった今季のMXGPシリーズ。来季のヤマハファクトリーの活躍にも大注目です。
Yamaha Racing