ヤバすぎるスキル|アダム・シアンサルーロ「超越キレ感」パッシング2連発@ 2019 フォックスレースウェイMX

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自らの転倒によりAMAスーパークロス250SXウエストのタイトルを逃した傷心のアダム・シアンサルーロ(カワサキ)が、スーパークロス最終戦の2週間後から開幕のAMAモトクロスシリーズで、開幕から総合2連勝の大活躍!

 

精神的ダメージが心配されていたシアンサルーロですが、自らの活躍によりポイントリーダーの証「レッドプレート」を装着中です。

 

 

第2戦フォックスレースウェイで特に強く印象に残ったパッシングシーン2つを以下にシェア。いずれも自身に満ちあふれた「迷いゼロ」の思い切った仕掛けが見どころです。エンジョイ!

 

モト1中盤、レース序盤から攻略できずにいたセクストンへのパッシング。

 

モト2序盤、マケラスをパッシングし、首位浮上の瞬間。

 

 

どちらも思わず声出る衝撃度!

 

セクストンへのウェーブセクションでのアウトサイドからのハイスピードパッシング、マケラスをラインの外に追いやるイン側からのシアンサルーロの圧力。パッシングへのコミット力が映像からビシビシ伝わってくる、これぞモトクロスといった豪快なシーン。

 

 

シアンサルーロだけでなく、チーム監督ミッチ・ペイトンの絶望的な表情も見られたスーパークロス最終戦から、このようなシアンサルーロの活躍は正直、想定外。

 

2013年のプロデビュー以来、AMAモトクロス総合優勝は1度のみ。負傷欠場も多く、昨シーズンに限ってはヒザの負傷でAMAモトクロス参戦なし。サプライズ感あるシアンサルーロのアウトドア大躍進はレースファンにとって大歓迎。やはり、シアンサルーロには笑顔が似合います!

 

 

モトゴシップ的情報としては、シアンサルーロと最後まで250SXタイトルを争い大逆転で王座に輝いたディラン・フェランディスとシアンサルーロがフォックスレースウェイMXで接触し、フェランディスは転倒。スーパークロスでの件もあり「意図的に当てたのでは…」と怒り心頭気味のフェランディスに対して、弁解しながら「いつか逆に自分が当てられるだろう」と語ったシアンサルーロ。レース後の記者会見では両者の間に険悪な空気が漂いました。

 

さらに、来季は450クラスにステップアップというゴシップも。イーライ・トマックのチームメイトとしてカワサキファクトリー入りではとの説。現在カワサキファクトリーのサバッチーの移籍(ホンダでは?)等の裏付けとなるようなモトゴシップも複数浮上しており、来季去就問題も大注目のシアンサルーロ。悲願の250タイトル獲得へのさらなる活躍を期待しましょう!

 

ハイライトビデオ|2019 AMAモトクロス 第2戦 フォックスレースウェイ

Octopi Media


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