ヤバすぎるスキル｜クレマン・デサール「男気パッシング」＠ 2019 オランダGP
2019 FIMモトクロス世界選手権 MXGPシリーズ 第3戦 オランダGPのMXGPクラス、レース1終盤に差し掛かろうというタイミングでクレマン・デサール（カワサキ）がゴーティエ・ポーラン（ヤマハ）相手に繰り出した爆裂パッシングシーンをシェア！
第2戦 イギリスGPで手と首にダメージを負っていたデサール。スタート出遅れてオープニングラップ8番手からの追い上げレース。ハイペースで追い上げるデサールは、そのままの勢いで2番手走行中のポーランにも牙を剥きます。エンジョイ！
荒れたサンドコースでもハイスピードでゴリゴリに攻めてくる「男気」が、ビシビシ伝わってくる豪快なパッシング！
観ていてテンション上がる、スッキリ＆爽快感も与えてくれるデサールの攻めっぷり。ポーランも応戦しますが、積極的にラインを変えながら仕掛け続けるデサールの勢いの前に屈した形。
ただスピードに乗った豪快なパッシングというだけでなく、ポーランと異なるラインを選択し続けるクレバーさがこのパッシングを成功させた大きな要因です。
第2戦 イギリスGPで手と首にダメージを負い、トレーニング出来ずに挑んだオランダGP。そして、このレース中にもヒザを痛めていたとデサールはコメント。レース2では、順位を落とす苦しい戦いも今季初表彰台登壇へ。
ハーリングスやガイザー、プラド等に代表される「AMA的」な、しなやかでスクラブ多用するライディングがスタンダード化されて久しいMXGPレースシーン。ベルギー人ライダーのデサールは、その真逆とまではいきませんが、重量感あるパワフルなライディングが持ち味。古き良きGPライディングをどこか思い起こさせてくれるデサールの存在はMXGPを面白くしてくれます。負傷が多いのが残念ではありますが、ベテランの活躍に期待しましょう！
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レースビデオ＆リザルト｜2019 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第3戦 オランダGP
Ray Archer
