SXメインレース最多出場記録保持者|大ベテラン「チャド・リード」3月15日誕生日
AMAスーパークロス王者獲得2度、AMAモトクロス王者獲得1度の大ベテランライダー、チャド・リード。2019年3月15日に「37歳」の誕生日を迎えました。
年間約30戦という過密レーススケジュール、身体を酷使する過酷なスーパークロスコースで知られるUSモトクロスシーン。過去多くの歴代AMA王者達が20代後半で引退している事実がある中で「37歳」リードには、ただただリスペクトなのです!
2018年にはSXメインレース最多出場記録を樹立し、現在もその記録を更新中。
大ベテラン、レジェンド… 37歳を迎えたばかりのリードにまつわる数字をまとめてみました。
【チャド・リードSX参戦スタッツ(2019年3月20日時点)】
- SXメインレース最多出場記録「248」
- SXタイトル獲得回数「2」
- SXランキング2位獲回数「5」
- SX優勝回数「44」(歴代4位)
- SX連続表彰台登壇記録「25」
- SX表彰台登壇回数「132」
- SXトップ5回数「160」
- 優勝果たしたシーズン数「11」
- SX最年長メインレース出場記録
- SX最年長表彰台登壇記録
SX最年長表彰台登壇記録は、2019年シーズンのトリプルクラウン大会として開催されたデトロイトSXで樹立されたもの。その他、数字の数々も2003年のAMA最高峰クラス参戦以降に限定されたもの。AMA250時代やその前のMXGP参戦時代、更にその前の祖国オーストラリアでのプロキャリアを含めると更に数字が大幅に上乗せされる計算となります。
ちなみにリストにはないSX最年長優勝記録は、2018年デイトナSXでジャスティン・ブレイトンによって樹立された「33歳11ヶ月25日」。
偉大すぎるリードの背中。37歳になっても衰えない勝利や勝負への貪欲な姿勢が今でも多くのレースファンの心を掴み続けています。ヒートレースであろうとリードがトップ争い繰り広げるとスタジアムは大歓声に包まれます。
今年の誕生日迎える前のデトロイトSX、36歳での最年長表彰台登壇記録樹立は記憶に新しいところ。
デトロイトSXでのコメントで今季限りでの引退濃厚であると公の場で初めてコメントしたリード。自身には来季も現役続行の希望はあるとのことですが、ファクトリー体制を得られなければ「引退」というのは今季JGRスズキとの契約締結前と変わらぬ姿勢。
JGRスズキとの契約は今季AMAスーパークロスのみ。現時点でJGRスズキライダーでランキング最上位、表彰台登壇を果たしているのはリードのみという状況。AMAでトップレベルの人気を誇るリードによるプロモーション効果も考慮して、なんとかJGRスズキに契約更新して欲しいのは世界中のレースファンの本音でしょう。もう一度、リードがトップ争いする姿が見たいです。
今季AMAスーパークロスシリーズ後半戦のリードの活躍と動向に大注目です!
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