ヤバすぎるスキル|ジェフリー・ハーリングス爆裂サンドスキル@ 2018 オランダGP
2018 FIMモトクロス世界選手権 MXGPシリーズ 第19戦 オランダGP、自国開催となる地元オランダ出身のジェフリー・ハーリングス(KTM)が初の最高峰MXGPクラスチャンピオンに輝いたことで話題の一戦。
ロードサーキットに設営された特設GPコースには大量のサンドが運び込まれ、世界最高峰GPライダーたちも苦戦するレベルの難コースに。タイトル獲得ばかりに注目集まりがちですが、ニューモトとしては「砂神様」ハーリングスの超絶スキルに触れないわけにはいきません。エンジョイ!
@ m x g p
爆裂砂神感!!
誤解を恐れずに言うならば… 約35分のレース2回分、約70分間のハーリングスのライディング全てが「ヤバすぎるスキル」ショーだったと言っても過言ではないくらいの、一人だけ別次元の圧倒的なスピードとサンドライディングを披露していたのですが、パッと見のインパクトでこのシーンをシェア。
グランドスタンド前の右コーナー、アウトバンクをスタンディングでシフトアップしながら加速! その勢いのまま突入のウェーブセクションではマシンを浮かせることなく、後輪を地面に極力接地させ続ける驚愕マシンコントロールで更に加速し、一気にカイローリのすぐ横にまで並ぶスピードを披露。グランドスタンドの大観衆の盛り上がりとも相まって鳥肌レベルのシーン。
優れた体感バランスと下半身、腹筋・背筋の強さとしなやかさによって生み出されるライディング。更に細かいテクニックの積み重ねで安定感と共に増していく圧倒的スピード。ハーリングスだけを見ているとサンドコースであることを一瞬忘れてしまう程の素晴らしさに感動です。
新王者ハーリングス、今季の勝ちっぷりは路面がハードパックであろうと圧倒的なスピードと勝率を誇ってきましたが、やはりサンドでのライディングはスペシャル! これこそが「砂神様」たる所以なのです!
レースビデオ&リザルト|2018 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第19戦 オランダGP
Ray Archer