モトゴシップ|2018 モトクロス・オブ・ネイションズ「フランス代表」発表
モトクロスのオリンピックと称される国別対抗世界選手権「モトクロス・オブ・ネイションズ」で4連覇中のフランスが、2018年大会の代表メンバーを発表。今年度大会もスキのない実績・経験を備えた完璧なメンバーなのですが、代表確定と思われていたある人気ライダーの名前がないことが話題にも…
まずは注目の今年度大会フランス代表ライダーは以下の3名。
- MXGP – ゴーティエ・ポーラン
- OPEN -ロマン・フェーブル
- MX2 -ディラン・フェランディス
全員が4連覇中の過去大会で優勝経験あり(ポーランは4回、フェーブル3回、フェランディス1回)。
大舞台での強さ、一発のスピードを誇るポーランをエースに過去の実績・経験というデータ上では優勝候補筆頭と断言してもよい強力布陣であることに間違いないのですが…
アメリカで開催される今年度大会、代表確定と思われたマービン・ムスキャンの名前がありません。長年、アメリカを拠点に活動し、AMAモトクロス450MXクラスで現在ランキング2位。今季AMAモトクロス、レッドバッド大会優勝のムスキャンが選考から外されたことが大きな話題に。
ムスキャンはSNS上で「辞退ではなく、選考されなかった。参戦する意欲もあったし、スケジュールも問題なかった」とのコメント発表。事実、AMAモトクロス記者会見でネイションズ出場意向をコメント済でした。
今季MXGPシリーズではポーラン(ランキング6位)、フェーブル(ランキング5位)、両者共にレース最上位は3位で近年の活躍と比較すると数字上では低迷傾向と判断せざるを得ない現状。好調を維持し、アメリカ&レッドバッドでのレース経験も豊富なムスキャンを外す理由はどこにも見当たりません。
フランスのフェデレーションは組織的な育成プログラムやネイションズチーム運営が広く知られるところですが、一方では過去にも有力ライダーとの確執?とも受け取れるような関係もありました。ムスキャンが代表選考から外されたのも今回が初めてのことではありません。
不可解な代表選考、現在の日本だとワイドショーが飛びつきそうな? モトゴシップとでも言いましょうか…
とはいえ只今絶好調、AMAで活躍するフェランディスをMX2ライダーに選出。今年もフランス強し! な印象をアピールできるメンバーに変わりはありません。以下ビデオはフランスフェデレーション発ビデオです。
モトゴシップ|2018 モトクロス・オブ・ネイションズ「ベルギー代表」発表