新スター誕生|AMAフル参戦初年度初優勝達成ジャスティン・クーパー

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2018 AMAモトクロス 第3戦 サンダーバレー 250MXクラス、モト1でキャリア初優勝を果たしのはスターレーシングヤマハ所属のジャスティン・クーパー。なんとフル参戦初年度でのレース優勝達成の快挙は、新スター誕生として大きな話題となっています。

 

クーパーは、昨年の全米最大アマチュア選手権「ロレッタリン」大会でのMVP「ホライゾンアワード」受賞後、2017 AMAモトクロス終盤の第10戦 ユナディラでプロデビュー。マディのデビュー戦モト2でいきなりの2位表彰台登壇という鮮烈なデビュー飾っているのも記憶に新しいところ。

 

 

第3戦 サンダーバレー、モト1でホールショット獲得し、タイムドプラクティス最速ラップ記録のサバッチーを従えながら、3位以降を10秒以上も引き離す快走を見せます。クーパーの活躍をまとめたビデオを以下にシェア。エンジョイ!

 

 

レース中盤、折返しを過ぎてサバッチーにパスされますが、マシントラブルでサバッチーのマシンがストップ。トップ再浮上したクーパーは、臆することなく残りのレースを走りきり、プロキャリア初優勝達成!

 

クーパーはレースウィークから体調不良だったとレース後にコメント。その影響もあったようでモト2では8位と振るわずも総合3位で初表彰台登壇となりました。

 

 

AMAモトクロス開幕前から、好調ぶりが話題となっていたルーキーのクーパー。タイムドプラクティスでは開幕戦から、6位・1位・3位と噂通りのスピードを披露。シーズン序盤の第3戦で早くもプロ初勝利を飾ったのでした。

 

 

クーパーは現在、20歳。これまでのファクトリーチーム入りしてきたようなライダーにしてはプロデビューが遅く、更に自宅での通信教育ではなく、公立高校卒業。大学進学も視野に入れていたという少々変わった経歴のライダー。

 

アマチュア時代も名前は聞くものの、正直トップアマチュアとは呼べないレベルの活躍でした。しかし、一昨年暮からアリーナクロスやローカルレースで徐々に頭角を現し、ロレッタ・リンでタイトル獲得。スターレーシングヤマハとの契約を獲得し、現在の大活躍に至るのです。

 

ニューヨーク州出身でクールな印象のクーパー。今季AMAスーパークロスでは参戦2戦目で肋骨や肩等を複数箇所骨折し以後は欠場ということもあり、名前や活躍をよくご存じない方も多いかと思われますが、今回の初優勝やタイムドプラクティスでの上位タイムの活躍の通り、今後も上位進出してくるポテンシャルを確実に持っているライダー。

 

今季AMAモトクロスを盛り上げる新スター、ジャスティン・クーパーの名前をお忘れなく!

 

フルレースビデオ&リザルト|2018 AMAモトクロス 第3戦 サンダーバレー 250MX
ハイライトビデオ|2018 AMAモトクロス 第3戦 サンダーバレー

Octopi


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