数字で見る｜勝ったのはどっち？「MXGP vs. AMA」FIMモトクロス世界選手権 MXGP アメリカGP
アメリカで2週連続で行われた異なるシリーズのビッグレース。2017 AMAモトクロス 最終戦 アイアンマン、2017 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第17戦 アメリカGPの2レース。
最高峰450MXクラス（AMA）、MXGPクラス（MXGP）で2週連続総合優勝を果たした、ジェフリー・ハーリングス（KTM）のスピード＆強さが大きな話題となりましたが、アメリカGPという地元ラウンドで勝利を飾ったスポット参戦のAMA勢、イーライ・トマック（カワサキ）とRJ・ハンプシャー（ホンダ）の活躍にもふれないわけにはいきません。
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イーライ・トマック（MXGPクラス）
RJ・ハンプシャー（MX2クラス）
【MXGP 総合結果】
1. Jeffrey Herlings (NED), KTM (2-1)
2. Eli Tomac (USA), Kawasaki (1-3) – AMA
3. Tony Cairoli (ITA), KTM (3-2)
4. Tim Gajser (SLO), Honda (4-7)
5. Max Anstie (GBR), Husqvarna (6-6)
【MX2 総合結果】
1. RJ Hampshire (USA), Honda (1-1) – AMA
2. Hunter Lawrence (AUS), Suzuki (3-2)
3. Thomas Covington (USA), Husqvarna (2-4)
4. Jeremy Seewer (SUI), Suzuki (9-3)
5. Mitchell Harrison (USA), Yamaha (4-9) – AMA
過去大会と変わらず、寂しい印象のAMAトップライダーのアメリカGP参戦でしたが、終わってみてば少数精鋭ながらもスポット参戦のAMA勢が「全4レース中、3勝」。地元フロリダ出身のハンプシャーのプロ初優勝が特に印象的でもありました。
「MXGP vs. AMA」の対決構図で大注目の2017 アメリカGPは上記の通り、AMA勢の勝利という結果となりました。しかし、ハーリングス総合優勝に代表されるようなGP勢のスピードやライディングテクニックが、2週続けて同一レース、同じフィールドで比較できたのは非常に興味深いことでした。
国別対抗世界選手権「モトクロス・オブ・ネイションズ」の開催も控えていることですし、今後も欧米のトップライダー直接対決・ライディング比較はますます注目していきたいです。
