新250SXウエスト王者|ジャスティン・ヒルの今季活躍を数字で振り返る
2017 AMAスーパークロス 第15戦 ソルトレイクシティ で新チャンピオン誕生! 250SXウエスト参戦のジャスティン・ヒル(カワサキ)が最終戦を前に早々とタイトル確定。
3年振りに名門プロサーキットカワサキから参戦となった2017年シーズン、これまでの負傷欠場多い印象から脱却。勝率だけでなく安定したリザルトが最終戦を前にタイトル確定出来たポイントリードを築いた要因でした。
最終戦ラスベガスを前にポイントランキング2位のシェーン・マケラス(KTM)に対して26点差のポイントリードを築きタイトル確定。下記はその活躍まとめ。
- 開幕戦 アナハイム1 – 5位
- Rd.2 サンディエゴ – 2位
- Rd.3 アナハイム2 – 優勝
- Rd.4 フェニックス – 優勝
- Rd.5 オークランド – 優勝
- Rd.6 アーリントン – 優勝
- Rd.7 シアトル – 2位
- Rd.8 ソルトレイクシティ – 3位
- 最終戦 ラスベガス(5月6日開催)
【250SXウエスト ポイントランキング(8/9 Rd.)】
1. Justin Hill (KAW), 180 points – 最終戦ラスベガスを前にタイトル確定! ランキングを改めて見るとソルトレイクシティSXまでに今季最多の4勝があるものの他のライバルと比較すると表彰台を逃したのは開幕戦の5位だけという安定感がタイトルを引き寄せた大きな要因のひとつでしょう。
2. Shane McElrath (KTM), 154
3. Aaron Plessinger (YAM), 143
4. Martin Davalos (HUS), 142
5. James Decotis (HON), 122
6. Austin Forkner (KAW), 105
7. Dan Reardon (YAM), 96
8. Kyle Chisholm (HON), 85
9. Cole Martinez (YAM), 73
10. Mitchell Oldenburg (KTM), 60
直接のタイトル争いのライバル、マケラスやアーロン・プレシンジャー(ヤマハ)にマシントラブルや負傷、リタイアがあったものの今季最多4勝(勝率5割)、表彰台を逃したのは開幕戦アナハイムのみという圧倒的なリザルト。文句なしの新チャンピオン誕生です。
名門プロサーキットカワサキにとっても2012年にブレイク・バゲットが獲得したAMAモトクロス250MX以来となる5年振りのタイトル獲得!
ソルトレイクシティSXではラストラップのマーティン・ダバロス(ハスクバーナ)との3位をかけたバトルを僅差で制しタイトル獲得! 関係者ヒヤヒヤの瞬間だったでしょう(笑)
ヒルのプロサーキットカワサキ出戻りには、引退した元AMAスーパークロス優勝経験者のジョシュ・ヒルの存在が。現在、モンスターエナジーでモータースポーツ2輪部門マネージャーを務めるジョシュとモンスターエナジーがメインスポンサーのプロサーキットカワサキの名将ミッチ・ペイトンと水面下で交渉があったとのこと。
東西地区対抗の最終戦ラスベガスでの活躍にも期待ですが、かねてから450クラス参戦希望を公言しているヒル、来季去就にも注目です!
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