ヤバすぎるスキル|「魂のパッシング!」ライアン・ダンジー@2017 デイトナスーパークロス

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2017 AMAスーパークロス 第10戦 デイトナ 450SXメインレースファイナルラップのチェッカー直前、ライアン・ダンジー(KTM)「魂のパッシング」ビデオをシェア。

 

スタート時、グリッド隣のジェイソン・アンダーソン(ハスクバーナ)のフライング気味の反応につられてスタート出足から大きく出遅れたダンジー。スタート1コーナー時点ではほぼ最後尾近くからの追い上げとなりました。

 

サンドルーストを浴び続けながらも、V3王者の泥くさいまでの勝負への執着心… これこそがレース。素晴しい!

 

 

これぞ、魂のパッシング!

 

荒れに荒れるコンディションでシリーズで最もフィジカル的にタフな一戦とも言われるデイトナでのラストラップ。コール・シーリー(ホンダ)との4位のポジションをかけたバトルはフィジカルだけでなくメンタル的にも最も厳しい状態だったはず。

 

S字状のコーナーでシーリーはダンジーのラインを抑えてはいたのですが… 更にイン側から執念の力技でこじ開けたダンジーの勝ち。

 

 

【450SX ポイントランキング(10/17 Rd.)】

1. Ryan Dun­gey (KTM), 214 points
2. Eli To­mac (KAW), 197 – 24点差から、17点差まで詰めてきました!
3. Co­le See­ly (HON), 169
4. Mar­vin Mus­quin (KTM), 163
5. Ja­son An­der­son (HUS), 143
6. Da­vid Mill­saps (KTM), 121
7. Chad Reed (YAM), 116
8. Bla­ke Bag­gett (KTM), 113
9. De­an Wil­son (HUS), 105
10. Broc Tick­le (SUZ), 103

 

 

ダンジーはこのパッシングで、5位(16点)から4位(18点)へ。ポイントランキング上では優勝したイーライ・トマック(カワサキ)に「17点差」まで接近を許すも、このパッシングに失敗していれば更に2点のリードを失うこととなり「15点差」ということになっていました。

 

この「2点」が今後のタイトル争いにどのように影響を及ぼすことになるのか?

 

チェッカー後の感情むき出しのダンジーの姿。久々に見ましたが、2014年までのあまり良くない時のダンジーに度々見られた行動です… シリーズ後半戦に突入したAMAスーパークロスからまだまだ目が離せません!

 

 

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 pc: Garth Milan/Red Bull Content Pool


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