AMA事件簿：偶然か否か？マーティン兄弟を次々と襲った不運なマシントラブル

by SetagayaRacing · Published 2016-06-20 · Updated 2016-06-20

先日の2016AMAモトクロスRd.4 ハイポイント、250MXクラスで今季好調のアレックス＆ジェレミーのマーティン兄弟。同じスターレーシングヤマハに所属し、同じマシンを駆る二人に次々と同様と見られるマシントラブルが襲うのでした…

Jessica Handさん(@handracing_photos)が投稿した写真 – 2016 6月 19 8:28午前 PDT

マシンから激しく白煙が…

モト1は、レース中盤までトップ快走していた兄のアレックス・マーティン、レース終盤でマシントラブル発生。なんとか完走を試みようとするもののラスト2周でマシンは完全にストップ。

モト2では、弟でディフェンディングチャンピオンのジェレミー・マーティンがレース中盤までトップ争いの集団内でレースしていましたが、モト1での兄アレックスと同様のマシンから白煙をはくマシントラブル発生…

スターレーシングヤマハは250クラスにおいてのヤマハファクトリーとしてのポジション。当然、モト1とモト2の間にマシントラブルの原因究明・対策は施されていたとは思いますが、再び同様のマシントラブルと見受けられる形でレースをリタイアしてしまいます。

しかも、ランキング上位同士のマーティン兄弟二人という巡り合わせ…

AMAモトクロスの短いレースインターバルでは時間不足だったのかもしれませんが、更にこの週末は、欧米で2017年モデルのヤマハYZシリーズのプロモーションが大々的に行われていたタイミングでもありました。色んな意味で不運としか。

因みに兄のアレックス、「タラレバ」ではありますが、モト1でのリタイアが無ければ、今季2度目の総合優勝獲得という結果でした。