【モトゴシップ】名トレーナー、アルドン・ベイカーがKTMと独占契約締結!

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過去、リッキー・カーマイケル、ジェームズ・スチュワート、ライアン・ビロポート等のモトクロス界の歴史に名を残すレジェンドライダー達をクライアントとし、現在ではライアン・ダンジー、マービン・ムスキャン、ジェイソン・アンダーソンのトレーナーとして、タイトル請負人的に多くの勝利に貢献している名トレーナー、アルドン・ベイカー。

 

この度、ベイカーとKTMグループが独占的契約を締結したことを発表。リリースによると契約内容はKTMとハスクバーナの両ファクトリーチームからジュニアチームが対象となり、ベイカーが運営するフロリダのトレーニング施設「ベイカーズ・ファクトリー」を独占的に使用出来るということも含まれています。

 

Baker's Factory 2016

 

ベイカーとKTMとの関係強化の噂は、2014年シーズン中から囁かれていたものでした。

 

それを裏付けるかのようにケン・ロクスン(スズキ)とアダム・シアンサルーロ(カワサキ)に加えて、2015年からはKTMとハスクバーナのライダー3名ダンジー、ムスキャン、アンダーソンがトレーニングプログラムに合流。直後に、ロクスンが契約解除、シアンサルーロは2016年シーズン始めに契約解除という不可思議な動向もありました。

 

ゴシップレベルでは、ベイカーズ・ファクトリー設立や運営にもKTMが当初から関わっていたのでは? との説も…

 

KTMとして北米市場開拓、AMAスーパークロスでの成功を目標にライアン・ダンジーを獲得し、悲願のAMAスーパークロスタイトル獲得。サポートチームや若手育成にも力を入れる中、更なる次の手として新たな有力ライダー獲得ではなく、名トレーナーのアルドン・ベイカーと独占契約をするというこれまでに例を見ない一歩先行くレース活動の新たな形。

 

近年のAMAでのKTM、ハスクバーナの躍進の背景にはこのような柔軟な企業姿勢が反映されているのでしょう。

 

 

 

 


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