【2ストロークビデオ】AMAレジェンド、ミッキー・ダイモンド on 1988 YZ250
海外メディアRacerX発ビデオ。1988年式 YZ250cc をレストアし、再び当時のトップライダーにライディングしてもらおうという企画で、1988年にホンダファクトリーからヤマハファクトリーへ移籍したミッキー・ダイモンドがライディングという胸アツ企画になっています!
1986, 87 AMAモトクロス125ccクラスチャンピオン、ミッキー・ダイモンドが1988年のマシンでどんなライディングをするのか? どんなコメントするのか? 楽しみです。エンジョイ!
相変わらず、イイ男! ライディングも現役当時を思い起こさせるスムースなライディング。
ビデオ冒頭、パーツやレストアの紹介。そして、当時とても衝撃的だった「6」のフォント… ダイモンドの白・黒・ピンクのアンサーのウェアと共に強烈な印象だったのですが、メカニックがオリジナルのテンプレート所有していたとのことで完璧なゼッケン「6」が完成とのこと。感動!
マシンについては、ホンダからヤマハへ移籍した一年目ということもあり、苦戦という思い出があるとのこと。あまり良い印象を持っていないようで気の利いたコメントが聞けずに残念。当時のファクトリーマシンとレストアした中古マシンを比較してもしょうがないでしょう。
オールドモトクロスファンとしては、ダイモンドが白・黒・ピンクのアンサーのウェアで、6番付けて当時のマシンに乗っている姿が再び見れただけで大満足です!
因みに当時、ホンダからヤマハ移籍した背景にはAMAモトクロスでは、125ccクラス二年連続タイトル獲得すると、250ccへステップアップしなくてはいけないレギュレーションがありました。当時のホンダにはリック・ジョンソンという絶対的スターがいたこともあり、ダイモンドのシートは用意されず結果、ヤマハへ移籍。
ダイモンドは後に「当時のヤマハのマシンはホンダと比較できるレベルに至っていなかった」と語り、先の良い印象を持っていないとのコメントにも繋がるのでした。
250ccクラスで活躍が期待されたダイモンドでしたがヤマハ移籍後は怪我もあり、世界GP参戦等を経て引退。あのまま当時のホンダで250ccキャリアを築けていたら… AMA史が変わっていたかもしれない才能あふれるライダーでした。