【ビンテージモトビデオ】1985AMAスーパークロスRd.4 シアトル2 – Main2
1985年のAMAスーパークロスRd.4 シアトル2、メインレース2のハイライトビデオです!
1985年のAMAスーパークロスというのは歴史から見ても重要な年で、通常のアウトドアモトクロスのように、メインレースが2レース制で行われ総合順位を決めるレースフォーマットが採用されていた年ということと、AMAでのファクトリーマシン禁止レギュレーションが制定される前の最後の年なのです。
かつてのシアトルは2日連続開催が通例とされており、今回シェアするレースは2日目のメインレース2。エンジョイ!
天才のロン・ラシーンの超絶スムースライディング!
ラシーンは現役時代、シアトルでの勝率が高かったライダーで、1985年は2日間で計4レース、完全優勝を果たしたという相性の良さを披露。
レースは、スコット・バーンワース(スズキ)がホールショット。ディフェンディングチャンピオンのジョニー・オマラ(ホンダ)、ロン・ラシーン(ホンダ)、リック・ジョンソン(ヤマハ)、マーク・バーネット(カワサキ)、ブロック・グローバー(ヤマハ)等が続きます。
トップに浮上したラシーンは独走で優勝。後方ではフィニッシュ直前まで2位に付けていたバーネットがチェーン切れのトラブル。グローバーが2位、ボブ・ハンナ(ホンダ)3位、オマラが4位。バーネットはマシンを押してゴールし、6位。
2レース制のレースフォーマットは1985年限りで廃止。当時、不評だったことを覚えています。翌年の1986年からのAMAは市販車ベースのマシンのみ参戦可のレギュレーションとなり、フルファクトリーマシンがAMAを走る姿はこの年が最後に(特例で1997年にダグ・ヘンリーが、プロトタイプ4ストローク YZM400で参戦)。
ラシーンやオマラ等の当時のホンダファクトリーライダーに最も素晴らしかったマシンは?という質問をすると「1985年」のファクトリーマシンという答えが揃って出てきます。トップ画像のマシンのカッコ良さ!
当時のAMAレジェンドライダー達のレース、懐かしさと感動でシビれ〼