【モトイイ話!】AMAレジェンド リック・ジョンソンへロン・ラシーンから電話が!
日本にも熱烈なファンが多かったライダー、AMAレジェンドのリック・ジョンソン。1982年ジャパンスーパークロス以降の日本でのスーパークロスブームも「RJ」リック・ジョンソンの活躍抜きにしては語れないでしょう。
そのジョンソンのSNS上に同郷サンディエゴ、エルカホンの後輩ライダーで同時代に活躍しライバルでもあったロン・ラシーンとの逸話が記されていました。
80年代の現役時代には、完全に真逆のタイプのライダー同士、犬猿の仲としても広く知られ、二人が殴り合いの喧嘩をしたという記事は何度も目にしてきましたが……
画像は、1984年のAMAモトクロス250クラスのレースアクション。ジョンソンとラシーンがタイトル争いを繰り広げわずか8点差でジョンソンが初AMAタイトル獲得の年のもの。
コメント内容は… ジョンソンのもとにラシーンから電話があったそうです。その一ヶ月前にジョンソンの母親が他界。ジョンソンを気遣っての電話で、ラシーンから親愛の念をこめたメッセージがあったそうです。
ジョンソンはそれを受けて、自分も同じだと伝え、SNSのコメント最後には「サンクス・ブラザー」の言葉とハートマークで締めくくられています。
「クっ〜〜〜!!」
両者のレースキャリア終盤には険悪な緊張状態もなくなり、引退後には幼少期からのお互いの関係性やキャリアをリスペクトするコメントもありましたが、改めてこの逸話は80年代のAMAスーパークロスの洗礼を受けた者にはたまらないです。
ラシーンがプロにあがるまでは険悪な仲ではなく、きっとキッズ時代のサンディエゴローカルでは両者の家族で付き合いもあったのかもしれません。色々あっても最終的にはルーツに戻っていく… モトクロス、やっぱり素晴らしいスポーツです!