250SX決勝ハイライトビデオ|2022 AMAスーパークロス 第16戦 デンバー
2022 AMAスーパークロス 第16戦 デンバー。世界のレースシーンが最も注目する最高峰モトクロスシリーズ、AMAスーパークロス。東西に別れて争われる250SXクラスは、ウエストシリーズ第8戦(全9戦)として開催。決勝ハイライトビデオ、リザルト&最新ポイントランキングをシェア。
標高1,600メートル、高地によるフィジカルとマシンへの影響も試される、NFLデンバー・ブロンコス本拠地の屋根なしフットボールスタジアムが舞台。このレース含めて残り2戦の250SXウエストシリーズ。最終戦ソルトレイクSXは東西シリーズ混走「ショーダウン」として開催されるので、ウエストシリーズ単独開催はこのレースが最後。最終戦のショーダウンの前に加えてシリーズ終盤戦の大事な局面迎える一戦です。ポイントリーダーのクリスチャン・クレイグには今大会で優勝もしくは、27点差リードでキャリア初SXタイトル確定の可能性あり。下田丈選手のランキング4位争いにも注目です。エンジョイ!
【250SXウエスト 決勝リザルト】
1. Hunter Lawrence (HON), 20 laps – 3連勝で今季4勝目を飾ったローレンス。データ上ではホールショットから全ラップ首位の完璧な勝利でしたが、序盤のペースに勝るクレイグの猛追を受ける苦しい展開もありました。そのクレイグの転倒自滅後は滑りやすいコースを持ち前のスムースなライディングで無理せずに走りきりました。依然、逆転タイトルは厳しいポイント差ではありますが、シリーズ最多勝獲得の可能性が出てきました。
2. Michael Mosiman (GAS), +04.042 – 滑りやすいリスキーな路面コンディションで持ち前のスピードを披露出来ずに単独2位。
3. Christian Craig (YAM), +07.495 – 勝利でタイトル獲得の可能性もグッと高まった序盤の展開でしたが、大きなリスクは犯せない状況で僅差のバトル。パッシングポイントの少ないコースで決め手に欠いた印象が強まってきたタイミングで転倒自滅。7番手まで順位を落としますが、今度はハイペースで追い上げ開始し終盤で下田選手をパスし、表彰台フィニッシュは確保。転倒後のダメージコントロールという点では成功。次戦、最終戦で14位以上で自力タイトル確定。波乱・ドラマも予想される東西シリーズ混走ショーダウンでのタイトル決定戦、大注目です!
4. 下田 丈 (KAW), +11.183 – まずまずのスタート見せるも直後の混戦でポジションダウン。7番手からの追い上げレース。今大会も下田選手本来のライディングとは程遠いものの3番手までポジションアップするも転倒で後退していたクレイグとのバトルで後退し表彰台を逃す結果に。しかし、ペースに勝るクレイグとのバトルで一度は抜き返すガッツあるチャレンジは下田選手の今大会のハイライトでした。
5. Garrett Marchbanks (YAM), +25.575
6. Vince Friese (HON), +29.409
7. Chris Blose (GAS), +30.413
8. Robbie Wageman (YAM), +32.444
9. Nate Thrasher (YAM), +39.720
10. Jalek Swoll (HUS), +41.348
11. Derek Kelley (KTM), +46.145
12. Dominique Thury (YAM), +1 lap
13. Carson Mumford (SUZ), +1 lap
14. Geran Stapleton (GAS), +1 lap
15. Ryan Surratt (YAM), +1 lap
16. Mitchell Harrison (GAS), +1 lap
17. Devin Harriman (GAS), +1 lap
18. Brandon Ray (KAW), +2 laps
19. Mcclellan Hile (HON), +2 laps
20. Alexander Nagy (KTM), +3 laps
21. Jy Roberts (KAW), +3 laps
22. Carson Brown (KTM), +9 laps
【250SXイースト ポイントランキング 8 of 9】
1. Christian Craig (YAM), 215 points(4勝)– 23点差から「18点差」で残すは最終戦へ。圧倒的リードは変わらず。
2. Hunter Lawrence (HON), 197(4勝)- 逆転タイトルには勝利しかない状況続きます。
3. Michael Mosiman (GAS), 181(1勝)
4. Vince Friese (HON), 144
5. 下田 丈 (KAW), 144 – 最終戦前に遂にフリージーに追い付き、同点4位浮上。最終戦で単独4位を確定出来るか?
6. Nate Thrasher (KAW), 126
7. Garrett Marchbanks (YAM), 117
8. Robbie Wageman (YAM), 109
9. Chris Blose (GAS), 106
10. Jalek Swoll (HUS), 93
11. Carson Brown (KTM), 84
12. Carson Mumford (SUZ), 80
13. Derek Kelley (KTM), 78
14. Dominique Thury (YAM), 60
15. Cole Thompson (YAM), 50
16. Ryan Surratt (YAM), 48
17. Mitchell Harrison (GAS), 46
18. Seth Hammaker (KAW), 44
19. Dylan Walsh (KAW), 41
20. Logan Karnow (KAW), 40
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