たまモト特別編|謎のユーチューバー「マイカルチャンプ 」& カワサキ KX112

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2021年9月17日に発売されたKX112。発売に先駆けて動画サイトyoutubeにてその走りが紹介された事をご存知の方も多いと思います。問題はその乗り手…『世界で1台しかないKX112に最初に乗った男』があの人気ユーチューバー、マイカルチャンプさんだった事。え?!なんでマイカルが?! Kawasakiさんどうしちゃったの?ってびっくりされた方も多かったのでは?えかきやはびっくりしました。で、びっくりついでに事の次第やKX112の乗り心地について詳しく伺ってみたいなあと思い、ダメもとでマイカルさんのマネージャー、田中雅己君にオファーをお願いしてみたところ…なんとオッケーをいただきました。

と言う訳で今回は謎の(笑)ユーチューバー、マイカル・チャンプさんのインタビューです。時節柄、直接お目にかかることはできないのでzoomを使っての対面になったのですが、マイカルさんはめっちゃマイカルさんでした!(笑)
彼の動画をご覧の皆さんはご存知でしょうが、おちゃらけた言動の陰にちら見えするただ者ではない感がインタビューの端々にも読み取れると思います。そんなただ者じゃないキャラクターをマイカルさんによるKX112のインプレッションと供にお楽しみください。

 

 

■マイカルチャンプってこんな人
たま:マイカルさん、はじめまして!
マイカルチャンプ(以下MC):ど〜も〜!
たま:いろいろ伺いたいんですが、まずはマイカルさんについて教えていただきたいので…そうですね、まずはマイカルさんがユーチューバーになられたきっかけを教えてください。
MC:ユーチューバーを始めたきっかけはですね…元・モトクロスライダーの田中(雅己)っていうヤツにですね「youtubeに出てくれ」と言われて。「編集するから出てくれ」「モトクロス界を救ってくれ」と言われたのがきっかけですね。
たま:モトクロス界を盛り上げてくれ…的な?
MC:いや、盛り上げるというよりは…盛り上げるのはプロライダーの仕事なんで…『認知度』ですね。『モトクロス』っていうワードを世の中に広める活動ですね。
たま:なるほど。盛り上げるのは本職のライダーがやるから、モトクロスをもっといろんな人に知ってもらう部分を助けてほしいと。
MC:そうです。
たま:そういう経緯でユーチューバーになられて…田中雅己さんはマネージャーをなさってる形ですか?
MC:マネージャーですね、主に。動画の構成とかシナリオを考えてもらってるんです。僕はその台本どおりに喋って、台本どおりにやってるだけです(笑)。
たま:そうやって活動を初めてもう…2年?
MC:2年半くらいですね。一昨年の冬からですね。
たま:そういえば福男で走ったりしてましたよね(笑)
MC:福男…そうですねあれはコロナ前でしたね。
たま:最初はわりと緩いカンジでやってらしたのに…
MC:そうですね。最初は国際A級ライダーにフォーカスしてたんですけど。そもそも(モトクロスというジャンルが)知名度ないのにそこにフォーカスしても観てもらえないってことに途中から気付いてですね。まずはファン作り…チャンネルに対して興味を持ってもらうっていうことからコツコツ始めましたね。コツコツコツコツ…
たま:はい、コツコツ…(笑)その後「やってみた」っていうのが増えてきたじゃないですか、いろいろとチャレンジして。その辺からだんだん『モトクロス外』の方が観て下さるようになったのかな?
MC:そうですね。最初からの目的が『業界外』にむけての発信なんで。だから田中雅己でなくマイカル・チャンプが出てますしね。業界外に観てもらいたいと思っててもやっぱSNS…ツイッターとかフェイスブック、インスタグラムは業界内の繋がりしかないので業界外に向けての発信に向いてないなと。その点でyoutubeなら業界外にむけて発信できるということで。まあ、拡げてくれているのは業界内の人なんですけど。
たま:興味を持ってもらう最初の入り口としてはyoutubeが一番的確だと思ったと?
MC:そうですね。世の中的にも…youtubeっていうツールが主流になってきているんで。そこに目をつけたカンジですかね。
たま:そうやってだんだん注目されるようになって…そこから今度は自らレースに参戦されるようになったじゃないですか。今年に入ってからでしたっけ?
MC:レースは去年からですね。最初の方でDB(馬場大貴選手/エンデューロライダー、ユーチューバーとして活躍中)とコラボしたんですよね。最初はバイクには乗ってなかったんですけどコラボ企画でライダーパーク生駒のレンタルバイクに乗ってから火がつきましてですね。そっから「ゆとりカップ」参戦にむけて調整してたんですけどコロナで延期になっちゃって…そこから気付いたら『町内A級』になってて(笑)まあ、町内っていうのは生駒なんですけど…生駒限定のライダーだったんですけど、そこから国際A級にチャレンジした…みたいなカンジで。そこからちょっとずつ広がっていきましたね。
たま:その後は地方選に出たりとか『世界』をスタートでぶっちぎったりとかされてましたよね(笑)

 

▼IAライダーをスタートでぶっちぎり

【爆速】町内最速から日本最速になった瞬間。

 

MC:スタートは根性ですからね(笑)町内はスタート命なんで。
たま:スクーターでオフロード乗ったりとかも…
MC:スクーターでエンデューロレース出たりとかもしましたね。スクーターは町内最速マシーンなんで。
たま:なるほど(笑)マイカルのファン…モトクロス以外のジャンルだとエンデューロの人が多いんですか?
MC:エンデューロも多いですけど、コメントとか見てるとリターンのライダーも多くて「○年ぶりに乗ってみたくなりました」とか。
たま:おおお、それはすごい…嬉しいですね。あと、キッズのファンが多いという話を聞きましたが。
MC:そうなんです。子供がけっこう観てくれてて「youtubeは子供も見てるんやな」って思いましたね。

 

■チャンプくんはモトクロスの妖精
たま:そうした人気のバロメーターとしてチャンプくんTシャツが凄い勢いで売れたと伺いましたが。
MC:そうなんです。まあ、チャンプくんは妖精なんで。
たま:妖精?!!!
MC:そう、モトクロスの妖精なんです。最初は売るつもりはなかったんですけど、欲しいという声があり発売する流れになって…まあけっこう…けっこう売れてますね。
たま:そういうグッズの売り上げっていうのは「マイカル・チャンプが世の中にどのくらい普及しているか」っていうのを目に見える形で現すみたいなところがあるし「買いました!」ってSNSで発信してくださる方が沢山いらして、マイカルのファンがどんな人なのかっていうのが見えるし、相互交流みたいな事もできるようになったじゃないですか。そのあたりで「マイカル人気出て来たな」っていう手応えがあったんじゃないんですか?
MC:人気?人気っていうのとは…ちょっと違ってて。オフロードの根本的な楽しさっていうのが…レースはもちろんなんですけど…そうじゃなくても単純に「乗る事が楽しい」と僕は思って乗ってて…実は僕、レースは嫌いなんですよ(笑)
たま:はい(笑)
MC:レースは嫌いなんですけど、純粋に乗るのが楽しくて。チャンプ君Tシャツを着てバイクに乗るとなお楽しさが増すっていうのをひしひしと感じているので、それが皆にも伝わって共有できてるというか…。「競い合う」事も大事ですけどチャンプくんTシャツを着てバイクに乗ってるだけで「あ、チャンプくんや」って反応があってそれがきっかけで交流が広がったり…そういうことがあったと実際に聞くんで。今のぎすぎすした世の中で、チャンプくんがそのぎすぎすを取り除いてくれるんじゃないかなと。だからチャンプくんTシャツがめっちゃ売れたのはマイカルじゃなくてチャンプくんがすごいんですね。
たま:それが「モトクロスの妖精」たる所以だと?
MC:そうです「モトクロスの妖精」の力ですね。

 

KX112 pc: 肘爆photo

 

■世界に1台しかなかったKX112に乗ったよ
たま:さて、そんなこんなで認知度も上がってきて有名になったマイカル・チャンプさんですが…
MC:はい
たま:世界に1台しかなかった時点で「まだ世界に一台しかないKawasaki・KX112に乗ってみた」という衝撃の動画が8月20日にアップされた訳ですが。反響はいかがでしたか?
MC:けっこうありましたね。まだ発売前ということもあっていろんな人が興味持ってくれて。実際走っている映像というのが(当時は)ないですから。それをユーチューバーが世界で最初にやるっていうのは…衝撃的ですよね(笑)
たま:プロライダーじゃなく…ね(笑)
MC:「プロライダーじゃなく、この俺が」ですね(笑)
たま:正直ね、あれ観て「Kawasakiさんすごいな」って思ったんですよ。
MC:すごいですよね!

 

▼マイカル・チャンプのKX112デモ走行動画

KX112】まだ世界に一台しかないバイクに乗ってみた。

 

たま:これ、貸してくださったんですよね?貸与ですよね?
MC:そうです。「Kawasaki・チャンプ・マイカルだからええよ」って(笑)
たま:それ動画にもありましたけど(笑)えーっと…これはマイカルさんからKawasakiさんに「貸して!」ってお願いした形ですか?
MC:マイカルが頼んだというよりは…Kawasakiさんが乗ってくれと言って来たって言う方が…おもろいんちゃいますか?(笑)
たま:Kawasakiさんが「ちょっとマイカル乗ってみんか?」って言って来られて…?(笑)
MC:はい。それで「なら乗ったろか」って(笑)
たま:「乗ったろか」って…(笑)で、実際のところはどうなの?(笑)
MC:実際のところは…名阪で2スト125クラスのレースがあるはずやったやないですか。それにうちのマネージャー…田中雅己が「KX112で出られへんか」と思って聞いたんですよ。排気量が違うんでまずMFJに聞いて最初はダメって言われたんですけど、規約を見たら(条件が)「100cc以上」しか書いてなくて、車体(のサイズ)については何も書いてなかったんです。それを言ったら「検討します」って言われて…結局OKが出たんですよ。でも、名阪のレースに出るとなると(KX112の)発売前になってしまうんでKawasakiさんに相談してみたら「ええよ!おもろいなそれ」つって(笑)
たま:うわ!軽い!!!(笑)すごいなKawasakiさん(笑)ホントはね名阪のレースで125の中で1台だけ112で…めっちゃ話題性あるなっていうので紹介したかったんですけど…名阪、中止になっちゃったからね。
MC:そうなんです。名阪のレースなくなっちゃったんで…仕方ないですよね、こればっかりは。

 

KX112 pc: 肘爆photo

 

KX112ってどんなバイク?
たま:そんな流れで乗られたKX112なんですが。素人質問な上にマイカルさんに聞いていいものかもわかんないんですが112っていう中途半端に思える排気量は…なんでなんでしょう?
MC:最初、112って聞いた時は「113にしてくれ」って言ったんですよ(笑)あと1足してくれんかって(笑)そしたら海外のレースでは112っていうモデファイクラスがあるらしいんですよね。
たま:あ、そうなんですね!
MC:そうなんですよ。でも今迄は85ccとか100ccをボアアップして112ccにしてたらしいんですね。それで元々のスペックを112ccにして(そのクラスのレースに)出れるようにしようっていうことらしくて。まあ詳しい事はわからないですけど。
たま:なるほど。バイクの排気量って85も125も250にしてもレギュレーションありきなところがあるじゃないですか。クラスがあってそのクラスにあわせて…って、いやまあ玉子が先か鶏が先かみたいな話になるんだけども。
MC:(KX112は)日本のレースのカテゴリーに当てはめようと思ったら厳しいんじゃないですかね。オープンクラスになっちゃうんで。
たま:そうですね。海外だともっと細かいクラス分けがあるんだけど日本にはないから…
MC:日本だとエンデューロとか草レースとかやったら楽しめるかなっていう。
たま:そう考えると112っていう排気量は最初から海外むけってところがあるのかな?
MC:そうですね。
たま:「日本で乗るならエンデューロとか草レースで乗ると面白いよ!」っていう感触なのかしら?
MC:かなり楽しめますね!
たま:(KX112は)やっぱり軽いですか?
MC:軽い!!!
たま:2スト125と比べても軽い?
MC:全然軽いです!85(の車体)に125のエンジンを積んだような感覚です。
たま:で、トルクはある?
MC:トルクはありますね。だから85よりも乗りやすいですね。85だったら下が重たくてモンモンモンモンなって、ちょっとパワーバンドに入れて乗らないと走らないんですけど、これ(KX112)は開けなくても下から走るんで。あ、マイカルは(KX112以外は)2スト乗った事ないんで、これは田中雅己の感想なんですけど(笑)
たま:雅己さんの受け売りなのね(笑)
MC:はい(笑)
たま:レディスが乗るとどうなんでしょう?
MC:女の子が乗ったら乗りやすいと思いますね。開けなくても走るんですよね低速で。開けたら開けた分だけ走るんですけど、低速でも扱いやすいパワーっていうかあんまドカっと来ないんですよね。下からじわっと入るような。けっこう初心者の方でも乗りやすいんちゃうかなっていう。
たま:2ストって初心者には扱いにくいっていうイメージなんですけど。
MC:そうなんです。85とかなるとやっぱ開けないと走んなくて。初心者の人がそれをやると一気に(パワーが)きちゃって危ない、とかなるんですけど。
たま:それよりは乗りやすいカンジ?
MC:それよりは全然乗りやすいと思いますね。

 

KX112 pc: 肘爆photo

 

KX112はエンデューロに向いている?
たま:今、エンデューロが流行ってるじゃないですか。例えば女の子がエンデューロやりたいけど「ちょうどいいバイクがないわ」みたいな時にKX112は向いてるのかな?
MC:足付き良くてパワーがあって…いいんじゃないですかね?
たま:小柄な人でも乗れますもんね。
MC:そうですね、85と車体は全く一緒なんで。
たま:それじゃ足付きはばっちりですね。身長150〜160cmくらいかな、それぐらいの女子がジャストサイズで乗れるサイズ感…マイカルさんだとちょっとちっちゃいカンジですかね?
MC:僕だとちょっとちっちゃいですね。160cmくらいがいちばんいいカンジかな。それより小柄な女性だとちょっとおっきく感じるかもしれませんが。
たま:お子さんだったら…
MC:小学校高学年から中学生くらいですかね。
たま:男性だとおっきい人はちょっと厳しい?
MC:ステップ位置が子供サイズなんで足乗せた時が窮屈になるかな。
たま:足の長い人には向いてない?
MC:はあ…マイカルは足が短いんで…(笑)いや、身体が柔らかいんで(笑)
たま:柔軟性が求められるんですね(笑)
MC:求められますね(笑)
たま:さっきも言いましたけどエンデューロが盛り上がっているからエンデューロに出る人にもKX112はいいかなあ?なんて思ったりしたんです。日本で乗るとしたらそこかなと。
MC:実は僕、エンデューロもこれ(KX112)で出ちゃおっかなってちょっと思ってます。
たま:軽いと(ハードエンデューロで)押しやすいですしね。
MC:あ、たぶん押さないです。
たま:押さないですか!
MC:バイクは乗るものです!(笑)僕、ハード系は行かないですよ、たぶん。今、ハードエンデューロが人気でけっこう誘われるんですけど…
たま:ダイス(FMXライダー/鈴木大助選手)に「押そう、押そう」って言われてましたもんね(笑)
MC:はい(笑)でも僕そもそも汚れるのが嫌なんで。
たま:そっちかー(笑)

 

KX112 pc: 肘爆photo

 

KX112の実力
たま:マイカルさんの動画を観て元IAの片平くんがね「乗る人が乗ったら下手な450よりも速いんちゃうか?」って言ってらしたんですけど。
MC:まじすか!!(嬉)あ、でもあの時走ってた250よりは速かったかも。
たま:おおお!すごい。まあ、軽いってのもあるし扱いやすいってのもあるだろうしもちろん町内A級の腕もあるから等しく並べては語れないのかもしれないけど、乗る人が乗ったら速くなるカンジというのはあの動画を拝見してて伝わってきました。
MC:そうですね。やっぱりレーサー(レース専用車両)なんで止めずに走れば結構走れると思いますね。
たま:ただあれですね、キックだからね(笑)
MC:そうなんすよ(苦笑)そうなんすよ!!(しみじみ)
たま:動画でけっこう苦労されてたじゃないですか。
MC:いやあ、ヤバかったですねあれは。
たま:あれはセッティングが出てなかったっていうことなの?
MC:いや、電気のカプラーが抜けてて火が飛ばなかったんです。それに気がつかなくて…
たま:それがわかるまでにだいぶかかったと?(笑)
MC:だいぶかかりましたね(苦笑)右足だけムキムキになりました(笑)
たま:原因がわかれば一発だった?
MC:一発でかかりました(笑)基本的に点検しないんで…ガソリン入れたら乗れると思って乗る気まんまんでキックしたらかからなかったっていう。まあ、動画的には美味しかったんですけど(笑)
たま:で、動画の最後のアレは…転けたんですか?
MC:最後…転けちゃいました(苦笑)なんで転けたかわかんないんですよね。路面が結構硬くて滑ったら痛いなと思ってたら転けました。
たま:で、バイクは?
MC:バイクはもう…観ての通りです(苦笑)Kawasakiさんには内緒で…
たま:内緒って…全世界にむけて発信しとるやん(笑)
MC:世界で一番最初に乗って、世界で一番最初に転けました(笑)世界で一番最初を1日に2度やっちゃいました(笑)
たま:いや、でもほんとに…あの動画は…ほんとにいいのか?!って思っちゃいました。転けるとこもそうだしキックがかからないのも…世界で最初に乗った人がこんな動画を公開してしまっていいのか?って。
MC:そうですねえ…まあ、普通はダメでしょう(笑)
たま:よく許していただけてるなあと。
MC:ははは…(意味ありげな笑い)

 

KX112 pc: 肘爆photo

 

■楽しく乗るのが一番
たま:海外ならガチなお子さんとかがレースで乗るんだろうけど日本国内ならレジャーで乗って下さいってことになるから、お披露目動画という意味では楽しく乗ってるのを観ていただくのが一番いいのかなとは思います。
MC:そうなんですよ。僕がだいたいガチじゃないんで(笑)
たま:そうですね、楽しく乗る見本を示してるわけだから。
MC:そうです。
たま:それにしてもよく貸してくださいましたね、Kawasakiさん(笑)
MC:すごいっすよね!Kawasaki愛が増しましたね。さすが『男Kawasaki』っていうカンジです。
たま:「おもしろかったらええやん」っていう関西の血なんですかね?
MC:関西…なんでしょうね(笑)時代が変わったというか…まあ、メーカーさんも認めざるを得ない…
たま:マイカルの人気?(笑)
MC:認知度?(笑)
たま:ですかね?(笑)KX112に関してはもちろんガチな方にも興味持っていただきたいんですけど、そうじゃないオフロードと距離があったりあんまりよく知らないけどなんか面白そうっていう人が手を出してくださったらいいな…っていうバイクですよね。
MC:そうですね。金額的にもそんなには高くないんですよね。125を買うよりは全然買いやすいんで。

 

KX112 pc: 肘爆photo

 

■さいごに
たま:後はなにか伝えておきたい事はありますか?
MC:今回の動画もそうなんですけど、肘爆photoが映像に関わってくれるようになってより良いものができるようになったんですよ。僕は基本的に携帯で撮影してるんですけど肘爆が本格的なカメラで撮影してくれるようになってかなりいいものが撮れたなって。
たま:映像のクオリティ上がりましたよね。
MC:見せ方っていうのがすごく…自分のイメージを持ってはるんで。最近一緒にやるようになってそういうのをすごい吸収させてもらってますね。そもそものターゲット…「知らない人に興味を持って欲しい」っていうのが僕と肘爆で合致したカンジですかね。イメージとかもパッと伝えてそれ以上のものを持って来てくれるんで。彼の世界観はかなりすごいですね。
たま:それぞれのジャンルで独自の道を進んでいるっていうのがマイカルさんと肘爆さんは近いのかなと思いますね。
MC:そうなんですよね。いまやマイカルチャンプにとってなくてはならない存在っすね。
たま:最強コラボ誕生しちゃいましたね(笑)
MC:はい(笑)
たま:では長々とありがとうございました。これからのご活躍も楽しみにしております。
MC:こちらこそありがとうございました〜!あ、KX112に関しては「笑いが止まらない面白さ」って書いといてください。
たま:動画でもめっちゃ笑いながら乗ってましたもんね。
MC:はい(笑)

 

以上、話題のユーチューバー、マイカルチャンプのインタビュー&KX112インプレッションをお送りしました。動画で拝見する謎なテンションからは想像つかない真面目な話が多めになってしまいましたが楽しんでいただけましたでしょうか?

今回、KX112というバイクを紹介するにあたりこんな型破りなインタビュー企画を快くご許可くださったKawasaki様に心より感謝いたします。この記事が皆様の楽しいバイクライフの一助になれば嬉しいです。

 

・肘爆photo(今井光希)
元IBライダー、肘の怪我により引退後カメラマンに転身。
SNSを中心にモトクロス写真だけでなく幅広い作品を発信し続けている

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