450SX決勝フルビデオ＆リザルト雑感｜2020 AMAスーパークロス第12戦ソルトレイクシティ2SX

by SetagayaRacing · Published 2020-06-05 · Updated 2020-06-06

【決勝フルビデオに入替済】

2020 AMAスーパークロス第12戦ソルトレイクシティ2SX（全17戦）。世界のレースシーンが最も注目する最高峰モトクロスシリーズ、AMAスーパークロス。プレミアクラスとなる450SXクラスの~~ヒートレースから~~メインレース~~まで収録の「ロングハイライトビデオ」~~、リザルト雑感＆ポイントランキングをシェア。~~約13分間、納得のボリュームでお届け。~~

新型コロナウィルス感染拡大の影響によりシリーズ中断されていたAMAスーパークロス「残り7戦」のシリーズが、5月31日に再開。感染対策としてユタ州ソルトレイクシティ「ライス・エクルズ・スタジアム」同一会場開催での無観客大会での7連戦中、2戦目。エンジョイ！

【450SX リザルト】
1. Cooper Webb (KTM), 27 laps – 逆転＆逃げ切り今季2勝目。終始バトルの厳しいレースも持ち前の勝負強さを発揮。トリッキーなセクションも多くフープス含めて我慢の中での勝利だったとコメント。終盤まで続いたオズボーンとはかねてより親交深く、現在はトレーニングパートナーでバトル中もクリーンなライディングに徹していた印象。

2. Eli Tomac (KAW), +01.908 – スタート出遅れ、タイトル争い相手にロクスンとのバトルを制し表彰台登壇。追い上げ中にベストラップ記録。ラスト2周でウェブを射程に捉えるもリズムセクションのミスで惜しくも及ばず。スタート出遅れたことにより終始プッシュし続ける内容でベストは尽くしたとのこと。ウェブには敗れたもののタイトル争い考えると非常に大きな意味を持つ、2位表彰台。仮にこのままトマックがタイトル獲得と今回のアグレッシブな追い上げレースが重要なポイントとして振り返られることでしょう。

3. Zach Osborne (HUS), +15.421 – 今季初表彰台。ホールショットから終盤まで首位快走。ハードパック路面でのマシンセッティングも決まっているとのこと。

4. Jason Anderson (HUS), +25.043 – 3戦連続4位。プラクティスでは2番手タイム、メインレースではベストラップ3番手タイムと一発のスピードは健在をアピール。

5. Ken Roczen (HON), +27.089 – スタート出遅れ、序盤でトマックをパスするものの中盤以降失速。単独5位とタイトル争い的には厳しい結果に…。メインレースではヒートレース時の好調を維持できていないことを認めており、対策を講じるとのコメント。ヒートレース時では大きなアドバンテージ築いていたフープススピードがメインレース中盤以降は失速。

6. Dean Wilson (HUS), +28.726 – 今季ベストタイ。トップ6にハスクバーナファクトリーが3台。シリーズ再開後、調子は上向きとのこと。

7. Malcolm Stewart (HON), +29.118 – スタート直後転倒から追い上げ。ヒートレースでは決勝勝者のウェブをパスしての勝利。ヒートレース、キャリア初勝利。持ち味のフープススピードが大きな武器に。

8. Justin Barcia (YAM), +36.432
9. Justin Brayton (HON), +40.072
10. Justin Hill (HON), +42.630
11. Martin Davalos (KTM), +45.092
12. Aaron Plessinger (YAM), +48.149
13. Benny Bloss (KTM), +1 lap
14. Blake Baggett (KTM), +1 lap
15. Kyle Cunningham (SUZ), +1 lap
16. Vince Friese (HON), +1 lap
17. Chad Reed (HON), +1 lap
18. Kyle Chisholm (YAM), +1 lap
19. Adam Enticknap (SUZ), +2 laps
20. Carlen Gardner (HON), +2 laps
21. Tyler Bowers (KAW), +11 laps
22. Ryan Breece (SUZ), +22 laps

【450SX ポイントランキング 12 of 17】
1. Eli Tomac (KAW), 275 points（7勝）– 8点差から「13点差」へとリードを拡大。
2. Ken Roczen (HON), 262（3勝）- 残り5戦…。勝利が必要。
3. Cooper Webb (KTM), 246（2勝）– 逆転タイトル獲得に踏みとどまる。
4. Justin Barcia (YAM), 225
5. Jason Anderson (HUS), 208
6. Malcolm Stewart (HON), 180
7. Justin Hill (HON), 161
8. Dean Wilson (HUS), 159
9. Justin Brayton (HON), 157
10. Aaron Plessinger (YAM), 147
11. Zach Osborne (HUS), 144
12. Blake Baggett (KTM), 134
13. Adam Cianciarulo (KAW), 129
14. Martin Davalos (KTM), 121
15. Vince Friese (HON), 120
16. Tyler Bowers (KAW), 65
17. Chad Reed (HON), 59
18. Kyle Chisholm (YAM), 57
19. Benny Bloss (KTM), 54
20. Kyle Cunningham (SUZ), 40