レースビデオ&リザルト|2020 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第2戦 オランダGP
2020 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 開幕戦(全20戦)イギリスGPのMXGPクラス、MX2クラス決勝レースハイライトビデオ&リザルトをシェア。
降雨の影響残るサンドコースに時折雨が降り出し、水分含んだ重いサンドによって転倒者続出の波乱のレースに…。
昨年の国別対抗戦「モトクロス・オブ・ネイションズ」で初優勝果たしたオランダ。ハーリングスやコールデンホフを筆頭としたサンドを得意とする地元オランダ勢の活躍が予想されました。エンジョイ!
【MXGP 総合結果】
1. Jeffrey Herlings (NED, KTM), 2-1.
2. Tim Gajser (SLO, HON), 1-2.
3. Arminas Jasikonis (LTU, HUS), 3-3.
4. Antonio Cairoli (ITA, KTM), 7-5.
5. Jeremy Van Horebeek (BEL, HON), 8-6.
6. Clement Desalle (BEL, KAW), 6-8.
7. Glenn Coldenhoff (NED, GAS), 9-7.
8. Gautier Paulin (FRA, YAM), 5-11.
9. Jorge Prado (ESP, KTM), 4-13.
10. Shaun Simpson (GBR, KTM), 25-4.
【2020 MXGP ポイントランキング】
1. Jeffrey Herlings (NED, KTM), 94 points
2. Tim Gajser (SLO, HON), 85
3. Antonio Cairoli (ITA, KTM), 68
4. Clement Desalle (BEL, KAW), 60
5. Gautier Paulin (FRA, YAM), 58
6. Glenn Coldenhoff (NED, GAS), 56
7. Arminas Jasikonis (LTU, HUS), 53
8. Jorge Prado (ESP, KTM), 47
9. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 42
10. Jeremy Van Horebeek (BEL, HON), 39
予想通りハーリングスが同会場でのGP9回目の総合優勝達成。とはいえ「砂神様」ハーリングスも難コンディションに苦戦し、ガイザー相手にレース1を落とします。自国開催のサンドコースでハーリングスが完全優勝でないことも話題となっているようですが、ガイザーのスピードを認め、熱くなりすぎずにコンスタントにレースをマネージメントしての結果でしょう。ガイザーは予選でのマシントラブルから不利なスタートグリッドとなりましたが、ハーリングスと同ポイントの総合2位。このコンディションとグリッドですから、これ以上望めない結果でしょう。サンドでもハーリングスと同等のスピード見せるガイザーと新型CRFのマッチングに期待。転倒やゴーグル交換もありながらも総合3位には、2017年以来となる2度目の表彰台登壇となった予選勝利のヤシコニス。開幕直前のヒザのダメージありながらもカイローリが総合4位。カワサキ移籍初年度のフェーブルはヒザの負傷で欠場。
【MX2 総合結果】
1. Tom Vialle (FRA, KTM), 2-1.
2. Maxime Renaux (FRA, YAM), 3-3.
3. Jago Geerts (BEL, YAM), 1-7.
4. Jed Beaton (AUS, HUS), 6-2.
5. Ben Watson (GBR, YAM), 5-4.
6. Conrad Mewse (GBR, KTM), 7-9.
7. Thomas Kjer Olsen (DEN, HUS), 11-6.
8. Jeremy Sydow (GER, GAS), 14-8.
9. Rene Hofer (AUT, KTM), 4-26
10. Simon Laengenfelder (GER, GAS), 21-5
【2020 MX2 ポイントランキング】
1. Tom Vialle (FRA, KTM), 87 points
2. Jago Geerts (BEL, YAM), 82
3. Jed Beaton (AUS, HUS), 74
4. Maxime Renaux (FRA, YAM), 61
5. Rene Hofer (AUT, KTM), 53
6. Mikkel Haarup (DEN, KAW), 52
7. Thomas Kjer Olsen (DEN, HUS), 51
8. Ben Watson (GBR, YAM), 48
9. Conrad Mewse (GBR, KTM), 48
10. Jeremy Sydow (GER, GAS), 35
得意のスタートを武器にGP参戦2年目のビアルがキャリア2度目の総合優勝獲得で自身初のポイントリーダー浮上。昨年ビアルの代役としてネイションズ、フランス代表を務めたルノーがキャリア2度目の表彰台登壇。順位変動多い一戦を手堅くまとめる実力者。MX2クラスにおける、ヤマハに12年ぶりにポイントリーダーの証であるレッドプレートをもたらした開幕戦覇者のベルギー人ライダー、ヘールツが総合3位。開幕戦での転倒により、肩のダメージが残る状況に加えて、レース2のスタート直後の転倒であばらを痛めたとのこと。ポイントリーダーの座はビアルに譲るも表彰台登壇はお見事。
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Ray Archer