レースビデオ&リザルト|2019 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第9戦 ラトビアGP

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2019 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第9戦 ラトビアGPのMXGPクラス、MX2クラスの決勝レースハイライトビデオ&リザルトをシェア。

 

過去ネイションズも開催されたサンドコースでのレースアクションは注目です。例年アクシデントが必ず生まれるタイトなスタート1コーナーは継続使用、今大会も波乱の予感…

 

 

今季2レース目となるディフェンディングチャンピオンのハーリングスが予選レース勝利。肩の負傷抱えるカイローリの巻き返しにも注目。MXGPクラスルーキーのハスクバーナファクトリー#41 ポール・ジョナス(2018 MX2クラス王者)はラトビア出身の地元ライダー。ジョナスの活躍にも期待です。エンジョイ!

 

 


 

 

 【MXGP 総合結果】
1.  Tim Gajser 6 – 1 Honda
2.  Romain Febvre 4 – 2 Yamaha
3.  Arnaud Tonus 2 – 4 Yamaha
4.  Jeremy Seewer 5 – 3 Yamaha
5.  Jeremy Van Horebeek 7 – 5 Honda
6.  Jeffrey Herlings 1 – DNS KTM
7.  Gautier Paulin 8 – 11 Yamaha
8.  Glenn Coldenhoff 12 – 8 KTM
9.  Ivo Monticelli 10 – 10 KTM
10.  Max Anstie 9 – 13 KTM

 

 

【MXGP ポイントランキング 9 of 18】
1.  Tim Gajser Honda 391
2.  Antonio Cairoli KTM 358
3.  Jeremy Seewer Yamaha 256
4.  Gautier Paulin Yamaha 254
5.  Arnaud Tonus Yamaha 246
6.  Arminas Jasikonis Husqvarna 226
7.  Clement Desalle Belgium 208
8.  Jeremy Van Horebeek Belgium 200
9.  Glenn Coldenhoff KTM 190
10.  Pauls Jonass Husqvarna 186

 

表彰台3名が同ポイントという僅差の総合順位争いはポイントリーダーのガイザーがレース2勝利で総合優勝を手にしました。予選レースでの転倒のダメージもあったとコメントするも不得意とされるサンドコースで勝ちある勝利。レース2で熾烈なバトルを制し追い上げたフェーブルが総合2位。総合優勝獲得と思い込んで受けたレース2のチェッカーでしたが…。骨折からの復帰後ベストレース。総合3位にはサンドコース相性良くないトヌスが好調維持して4戦連続表彰台登壇中。レース1では過去に因縁もあったハーリングスとのバトルに破れMXGPレース初優勝をあと少しのところで逃しました。

 

レース1でハーリングス今季初優勝飾るも、そのレース1サイティングラップでジャンプ着地点で転倒。後方のヤシコニスと接触していました。レース後の診断でなんと長期欠場の原因となっていた足首の負傷箇所に新たに骨折判明。レース2は欠場。カイローリにも不運が襲います。レース2転倒時に肩を脱臼しリタイア。骨や関節に大きなダメージはないとのことで次戦出場をコメントしていますが果たして…。気づけばガイザーはカイローリに対して33点差のポイントリードを築き上げています。奇しくもガイザー初タイトル獲得時のような、タイトル候補達に負傷欠場続出という残念なニュースが続く今季MXGPクラスとなってきました…

 

 

 【MX2 総合結果】
1.  Jorge Prado 1 – 1 KTM
2.  Jago Geerts 2 – 2 Yamaha
3.  Thomas Kjer Olsen 3 – 3 Husqvarna
4.  Ben Watson 4 – 4 Yamaha
5.  Bas Vaessen 6 – 7 KTM
6.  Maxime Renaux 5 – 8 Yamaha
7.  Tom Vialle 7 – 9 KTM
8.  Michele Cervellin 8 – 10 Yamaha
9.  Adam Sterry 15 – 5 Kawasaki
10.  Jed Beaton 10 – 13 Husqvarna

 

 

  【MX2 ポイントランキング 9 of 18】
1.  Jorge Prado Spain 397
2.  Thomas Kjer Olsen Denmark 367
3.  Jago Geerts Belgium 301
4.  Henry Jacobi Germany 251
5.  Ben Watson United Kingdom 246
6.  Tom Vialle France 242
7.  Mitchell Evans Australia 226
8.  Adam Sterry United Kingdom 191
9.  Davy Pootjes Netherlands 157
10.  Michele Cervellin Italy 156

 

総合優勝はディフェンディングチャンピオンのホルヘ・プラド(KTM)。今季8勝目で7度目のピンピン完全優勝達成。両レース共に得意のスタート逃げ切りの勝ちパターンで圧勝。強すぎる! 総合2位はヘールツで表彰台常連メンバーに。総合3位には打倒プラド最右翼だったはずのオルセンですが、ヘールツに後半逆転許す展開は厳しい…。

 

予選レースビデオ|2019 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第9戦 ラトビアGP
Ray Archer


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