【250SX東西対決シュートアウト!】2016 AMAスーパークロス最終戦 ラスベガス

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AMAスーパークロス最終戦 ラスベガスと言えば、250SXクラス恒例の東西対決「シュートアウト」!

 

過去、東西250SXクラス最終戦とシュートアウトはレースフォーマット変更はあったものの、最終戦とシュートアウトは別物で、シュートアウトはポイント関係なしの一発勝負のお祭り的要素の強いレースでした。しかし、今年はシュートアウトそのものが、東西両地区の最終戦として開催へ。

 

つまり、シュートアウトでの順位がそのまま東西両地区のポイントランキングに反映されることに。イースト何位、ウエスト何位といったポイント加算ではないのでタイトル争い含む、各ポジションでのポイントランキング争いは最後の最後まで目が離せないこととなるでしょう。

 

東西両地区のタイトル争いをおさらいすると…

 

 

【250SXイースト ポイントランキング (After 8 of 9 races)】

1. Mal­colm Ste­wart (HON) – 160(2勝)
2. Aa­ron Ples­sin­ger (YAM) – 146(1勝)
3. Je­re­my Mar­tin (YAM) – 141(2勝)

 

イースト地区は、ジェームズ・スチュワートの実弟、マルコムが最終戦を前に今シーズン2勝目を挙げ、14点差と大きくリードを広げました。しかし… レース内容によってはメンタル面で大きく波のあるスチュワート… キャリア初タイトル目前のプレッシャーで自ら波乱の最終戦としてしまう可能性も… あるのか?

 

プレスィンジャー。一時はスチュワート相手に1点差まで迫るものの… 逆転タイトル獲得には課題のスタートが大きな鍵となるでしょう。

 

マーティン。数字上では逆転タイトル獲得の可能性ありますが、プレスィンジャーがチームメイトでもある為、チームオーダーも期待出来ず、望みはないでしょう。

 

 

【250SXウエストポイントランキング (After 8 of 9 races)】
1. Cooper Webb (YAM) – 170(5勝)
2. Joey Sa­vat­gy (KAW) – 154(2勝)
3. Chris­ti­an Craig (HON) – 147(1勝)

 

ウエスト地区では、ディフェンディングチャンピオンのクーパー・ウェブが16点差のリード。8レース中、5勝という勝率に加えて持ち前の勝負強さもあり間違いない! と言いたいところですが、サンタクララSXから約1ヶ月のブレイク期間中に手首負傷の噂が…

 

サバッチー。今季キャリア初優勝もあり勝てる実力を示してはいますが、ウェブのマシントラブルと転倒の影響もあっての2勝。ウェブのパフォーマンスを考えるとシュートアウト勝利が最低条件となるでしょう。

 

クレイグ。引退からのカムバック劇で今季のスーパークロスを盛り上げた一人。数字上ではタイトル獲得の可能性は残るものの現実的ではないでしょう。

 

 

シュートアウト、最終戦ということもありチームオーダー発令の可能性もあるでしょう。状況によっては大逆転タイトル獲得劇となるかもしれません。

 

2016 AMAスーパークロス最終戦 ラスベガスは今週末5月7日(日本時間8日)開催です!

 

 


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