モトゴシップ｜国際A級ライダー 馬場大貴 引退表明
TEAM 887 with ホンダドリーム世田谷から今季全日本モトクロス選手権 IA1クラスに参戦してきた馬場大貴選手（26歳）が今季限りでの引退をSNS上で表明。
先日シェアした弟の馬場亮太選手の引退と併せてレースファンにとっては寂しいお知らせ。
馬場選手、今季限りということで10月27,28日開催の全日本モトクロス選手権最終戦 MFJ-GP が公式戦最終レースとなることに。全日本モトクロスレジェンドのお父様である馬場善人さんのご子息ということもあり、多くのレースファンの注目を集め、関係者やライバルであるはずの現役ライダー達からも愛される魅力ある人柄のライダーでもありました。
「引退とは言わずに卒業でお願いします」とは、馬場選手らしいコメントの締めくくり方。
サイト開設当初からニューモトを応援してくれていた馬場選手、アメリカ「MTF」でのトレーニング中のビデオや企画記事へのコメントも提供してくださったりと大変お世話にもなったライダーでした。ライディングスタイルや新しいテクニックへの探究心や海外レースシーンをフォローする着眼点も常に貪欲でいつも刺激を与えてくれました。その馬場選手から、ニューモトエクスクルーシブのコメントが届いています。
「感謝しかありません。続けられてきた事、アメリカやアジアやMTFに行けた事、全て財産と思っています。皆さんが関わってくれた事、応援してくれる事、全てに感謝。 それと、エンデューロってモトクロスに最適なんじゃないかなと思っているから裾野を広げてご新規さん増やしたいですよね。スキルアップしたくなったらモトクロスは外せないじゃないですか。なので、爽やかエンデューロ入門でダートにハマってもらいたいなって思ってます。そこでスクールして安全に楽しく乗るお手伝いなどを出来たらいいなと思っています。」
上記コメント通り、オフロードバイクシーンから馬場選手がいなくなってしまうようなことはなく、今後も楽しいイベント等があれば積極的に参加したいとのお話も聞けました。業界に貢献する活動は続けていくとのことで、レースを離れてもこのような関わり方を続けてくれる志は本当に嬉しいですし、素晴らしいと思います。
全日本モトクロス選手権から「馬場兄弟」が去ってしまうのは寂しい限りですが、若いお二人の今後のキャリアでの活躍を願うばかりです。
全日本モトクロス選手権最終戦 MFJ-GP「卒業」レースでの活躍に期待です。感動とワクワクをありがとう、お疲れ様でした！
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